希少なロータリー搭載、77年式マツダ「サバンナGT」が1080万円で販売される真相
77年式マツダ「サバンナGT」が1080万円で販売される真相

1977年式のマツダ「サバンナGT」が、1080万円のプライスボードを掲げて販売されている。ロータリーエンジン搭載車の中でも、特に希少価値の高いハイスペック仕様として知られる一台だ。

サバンナGTの誕生と背景

サバンナGTは、ロータリーエンジン専用車として1971年に登場した「サバンナ」の中でも、特に高性能なグレードとして人気を博した。マツダは1967年に世界初のロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」を発売。491cc×2の小排気量ながら、2リッタークラスを上回る128PSの高出力を生む2ローター・ロータリーエンジンを、近未来的なクーペボディに搭載し、当時としては圧倒的な性能を誇った。

コスモスポーツの成功を受け、マツダは「ファミリア」「ルーチェ」「カペラ」など、数々のロータリーエンジン搭載車を発表。その5番目のロータリー車として、1971年にサバンナが登場した。

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サバンナGTの特徴と性能

車名は、熱帯・亜熱帯の大草原を意味する英語「savanna」に由来し、大草原を疾走する猛獣の野生美とパワーを表現している。ワイドなボディに低い車高、フロントやリアの立体的な造形により、スポーティな外観を実現。ボディタイプはクーペ、セダン、ワゴンなどがあったが、最も人気だったのが1972年登場のクーペボディ・ハイスペック仕様のサバンナGTだ。

当初のサバンナには10A型エンジンが搭載され、先代「ファミリア ロータリークーペ」と同じ491cc×2ながら105PSを発揮。一方、最上級のサバンナGTには、輸出仕様「サバンナRX-3」と同じ573cc×2の12A型エンジンを採用し、最高出力120PSを発生。5速MTと組み合わせ、車両重量800kg台後半の軽量ボディにより、トップクラスの動力性能を実現した。

販売価格と市場での評価

今回、1080万円という価格が付けられた1977年式サバンナGTは、王道ビンテージカー並みの評価を受けている。ロータリーエンジン搭載車の希少性と、高い人気を誇るグレードであることが、この価格の背景にあるとみられる。

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