『投資番付』が東京おもちゃショー2026に登場、日本おもちゃ大賞受賞のボードゲーム
『投資番付』東京おもちゃショー2026に登場、日本おもちゃ大賞受賞

メガハウスのファミリー向けボードゲーム『投資番付』(2026年9月中旬発売予定、税込4378円)が、国内最大規模の玩具展示会『東京おもちゃショー2026』(8月27日〜30日、東京ビッグサイト)に登場した。同商品は『日本おもちゃ大賞2026』のゲーム&パズル部門で大賞を受賞し、注目を集めている。

投資を「夢をかなえる手段」と位置付けたゲームデザイン

『投資番付』は2〜4人で遊べるすごろくゲーム。プレーヤーは「夢の実現」を目指し、「金(ゴールド)」「株」「暗号資産」への投資を組み合わせながら資産を増やしていく。投資先のレート変動や好景気・不景気などの経済情勢の変化に対応しながら、最も早く夢をかなえたプレーヤーが勝ちとなる。

商品化の背景について、開発者は「昨今、投資やお金に関する話題が非常に増えています。その中で、自分自身が『投資ってよくわからないな』『これはどういう仕組みなんだろう』と感じたことが開発のきっかけです」と説明。さらに「最近は『ジュニアNISA』をはじめ、子どもへの金融教育に対する関心が非常に高まっています。そこでおもちゃ(ボードゲーム)という形に落とし込めば、より多くの方に興味を持っていただけるのではないかと考えました」と昨今のトレンドを意識したことを明かした。

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「学ぶ」より「体験できる」感覚を重視

同商品は投資のノウハウを教える学習目的だけのものではない。「あくまで“おもちゃ”であり、直接投資のノウハウを学ぶというよりは、ゲームを通して『投資について考えるきっかけ』になることを目指しています」と開発者は語る。

ゲーム内の世界はフィクションだが、実際の投資の仕組みをイメージしながら、お金の使い方や資産形成、将来の夢についての会話を楽しめる設計だ。「『学ぶ』というより『体験できる』という感覚に近いです」とし、ゲーム内で登場する3つの投資先はそれぞれリスクとリターンが異なり、安定してじわじわ上がっていくものもあれば、暗号資産のように急激に乱高下するものもあるという。

「お金持ちになった人が勝ち」ではない理由

同商品の勝利条件は「最も早く夢を叶えたプレイヤーが勝ち」という点も特徴的だ。開発者は「最初はシンプルに『お金持ちになった人が勝ち』というルールにしていたんです。ですが、私自身がファイナンシャルプランナーの資格取得を目指し勉強していく中、『投資自体が目的ではなく、自分の目的を叶えるための手段に過ぎない』という考え方が非常に大切だと気づきました」とルール変更の経緯を説明した。

近年、ボードゲーム市場自体が伸びている印象もある。『人生ゲーム』(タカラトミー)や『モノポリー』(ハズブロジャパン)などがトレンドを取り入れながら展開しており、今年4月には『サンリオキャラクターズ 人生ゲーム』、10月には『ドラゴンクエスト 人生ゲーム』の発売が予定されている。開発者は「最近はボードゲームカフェなども増えており、市場全体が非常に盛り上がっていると感じます。特にデジタルにはない『実際に人と集まって対面で遊ぶ』という体験価値が、今の時代に広く受け入れられているのではないでしょうか」と話している。

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