9月10日に京セラドーム大阪で開催される『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』で、柔道YouTuberとして知られるドンマイ川端(36)が冨澤大智と対戦し、MMAデビューを果たす。朝倉海が所属するジム「JAPAN TOP TEAM(JTT)」で練習を積んできた川端に、オリコンニュースが独占インタビューを実施した。
注目度は朝倉未来や平本蓮を上回る
先月20日に行われた対戦カード発表会見では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフvs.AJ・マッキー、朝倉未来vs.青木真也、平本蓮vs.カルシャガ・ダウトベックなど超豪華カードが発表されたが、オリコンニュースのYouTubeで公開した動画では、川端の試合が最も再生数を集めた。
会見での朝倉未来とのやり取りが話題になったことについて、川端は「会見の最後の方だったから、もう質問がないかと思ってちょっと油断してたんですよ、ぶっちゃけ」と明かし、「やっぱり未来さんを絡めると見られるっていうのもあるし、戦略的にちょっとあったかもしれへんですね」と笑った。
朝倉海との二人三脚でMMA修行
MMA転向のきっかけについて、川端は「今年になって海から『やりましょう』って言われて練習を始めました」と説明。当初は大みそかデビューを考えていたが、9月大会の話が来たといい、「寝る直前に連絡をもらったんですけど、すぐに起きてシャドーを始めましたよ」と振り返る。
朝倉海とはほぼ毎日練習しており、「終わってからご飯を食べながら練習の映像を見て『ここが良かった、ここが悪かった』って分析もしてくれています」と語る。年齢は川端の方が4つ上だが、「師匠ですし、教えてもらう時だけ敬語を使ってます」と笑った。所属ジムについては「最近そう聞きました(笑)。RIZINのプロフィールに所属ジムを書くところがあって、海に『俺ってジムはどこなんだろ?』って聞いたら、『JTTだよ』って」と明かす。
柔道日本一からYouTuberへ
川端は5歳から柔道を始め、31年のキャリアを持つ。全日本強化選手に6〜7年所属し、国際大会でも優勝経験があるが、オリンピック出場は叶わなかった。「自分は日本の中で3〜4番手ぐらいで、オリンピックに出られるのは本当の1番の選手なんですけど、その差はすごく大きかったです」と語る。
YouTubeを始めたのは6年前。柔道の成績が低迷し、所属企業との契約も切れて、日雇い労働で生計を立てていた時期があった。「ガラっていう重たい石をひたすら運ぶ仕事で、めっちゃキツくて怒られたりして、1日1万円」という状況から、練習時間を確保するためにYouTubeを開始。最初の1ヶ月は収入ゼロだったが、4ヶ月目には22万円になり、「ここでYouTube一本で食っていこうと決めて石を運ぶ仕事を辞めました」と振り返る。
「ドンマイ川端」という名前の由来については、「10年くらい前に合コンによく行ってたときに名乗り始めたんですけど、自分は物心がついたときから片親で、オヤジにボコボコにされてきて、人生が何もうまくいかなくて不幸すぎる人間で、『ドンマイすぎるやろ』って思って自分で言い出しました」と説明。勝てば改名も検討しているようで、「『超RIZIN.5』っていう一発逆転の大舞台のチャンスを掴んだので、勝ったら『オッケー川端』とかに改名しようかな(笑)」と語った。
背水の陣で挑むデビュー戦
MMAの練習については「キツさもありますけど、今は楽しいです。ただ、絶対に試合で勝たないといけないっていう気持ちが強いので、僕ほど練習で緊張してる人はいないですよ」と話す。打撃対策については「バーンと殴られて失神させられなかったらOKって思ってます。パンチの技術では冨澤選手に勝てないけど、トータルで勝てたらいいので」と語る。
冨澤対策については「寝ても覚めても冨澤選手のことを考えていて、街で金髪の人とすれ違うとドキッとします(笑)」と明かし、道着については「道着ありと道着なしの両方を練習していて……どっちでもいけるようにコーチ陣とも話しているので、試合までに決めようと考えています。道着で入場すると思いますけど、脱ぐのか脱がないのか、ゴングが鳴る瞬間まで楽しみにしていてください」と話した。
今後のキャリアについて、川端は「とにかく試合に絶対に勝つこと、勝ち以外は終わりだと思っています。自分はデビュー戦だと思っていなくて、勝たないと先がないんです」と強い覚悟を見せる。「武尊さんは34歳で引退されてましたけど、自分は今36ですし、ここで負けてるようだったら先はないので。海とも『いきなり背水の陣だ』って話してます」と語った。
「勝ったら結婚したい」人生逆転への思い
家庭環境については「僕が5歳くらいから父子家庭で、オヤジ、兄貴、僕の3人家族でした」と明かし、「オヤジはちょっとボクシングやってて、賃貸のマンションなのに業者を呼んで勝手に天井にドリルで穴を開けてサンドバッグ吊るしてました(笑)」と振り返る。
結婚願望については「結婚願望はめっちゃあります(笑)」と語り、「試合に勝ってめちゃくちゃモテて結婚なんてできたら……。でも、負けたら終わりだっていう覚悟もあるので、そのプレッシャーを楽しみたいと思います」と笑顔を見せた。



