2027年春夏シーズンのミラノ・メンズファッションウィーク(MFW)が6月に開かれた。酷暑の日差しのもと発表されたコレクションは、全体的に過剰さを避けたリラックスムード。ランウェーショーをしたのは16ブランドと縮小傾向が続くなか、アメリカや日本発の顔ぶれがイタリアの伝統に新鮮な色を加えた。
トム・ブラウン、18年ぶりのイタリアショー
イタリアでのショーは18年ぶりとなるトム・ブラウンは、庭に見立てた会場に400個もの植木鉢を並べた。オートクチュールのような造形を打ち出すシーズンもあるが、今回はブランドの核であるアメリカン・プレッピーの端正なシルエットに、昆虫の刺繡やアップリケを遊ばせた。トム・ブラウンらしいショートパンツやプリーツスカートは、ジャケットやシャツをきっちりと重ねた上半身との対比でいっそう軽やかに見える。
ラルフローレン、日本のクオンとコラボ
同じくアメリカのラルフローレンは、刺し子など伝統技術を用いた服作りで知られる日本のブランド「クオン」とコラボレーションしたカプセルコレクションを披露。インディゴ色のパッチワークのガウンなどを、優雅なタキシードスタイルの個性として取り入れていた。
シンヤコヅカは海外デビューを果たした。



