「くそ暑い」名古屋開催の世界コスプレサミット2026、40度の猛暑で真夏開催は最後、来年から秋の11月に
「くそ暑い」名古屋開催の世界コスプレサミット2026、40度の猛暑で真夏開催は最後、来年から秋の11月に

「くそ暑い」。テキサス州ヒューストン出身のショーンさんは、愛知県名古屋市で開催中の「世界コスプレサミット2026」で、コスプレパレードを待つ間の天気を表現するのに、この二つの言葉を使った。ショーンさんは妹のホイットニーさんとともに、漫画『鬼滅の刃』のキャラクターに扮している。

ショーンさんはAFPの取材に「もう水を5本くらい飲んだんです。長袖に靴下で、ふーっ。最初に外に出た時から汗でびっしょりでした」と答えた。

来年からは11月開催へ

漫画やアニメ、ゲームのキャラクターになりきるために世界中から毎年集まる25万人以上の参加者に、救いが訪れようとしている。名古屋で3日間にわたって開催される世界コスプレサミットは、最終日となる2日の予想最高気温が40度となっているが、来年からは快適な秋の気温となる11月に開催されることになる。

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イベントを主催するWCSの代表取締役CEO小栗徳丸氏は、コロナ禍が明けてから日本は温暖化でどんどん暑くなって、名古屋では40度、湿度は60~70%にもなるとし、「命の危険もあるので、万全の対策を個人それぞれでちゃんとしてくださいと、よく寝て、水分補給をして」と、体調を整えてほしいと述べた。

記録的な暑さの中でのパレード

国内では昨年、観測史上最も暑い夏を記録し、ここ数週間も多くの場所で新たに公式分類された「酷暑日」と呼ばれるすさまじい暑さの日々が続いている。高齢者を中心に、数千人が病院での治療を必要とした。

それでも、コスプレサミットの参加者の中には、蒸し風呂状態だったアーケードの商店街で行われた1日のパレードで、巨大な『天空の城ラピュタ』の巨神兵の衣装に身を包んだ全力投球の人もいれば、衣装を工夫する人も多くいる。

涼しさを保つ衣装の工夫

フランスから参加した「オレナ」さん(40)は、涼しさを保つためにジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』のハクの衣装を、あえてリネンとコットンで作ったと語った。

オレナさんは、2日にコスプレサミットのクライマックスであるワールドコスプレチャンピオンシップにフランス代表の一員として参加する。そこではペルーやサウジアラビア、ラトビアなど41か国から参加したパフォーマーたちが衣装の精度、パフォーマンス、キャラクターの再現度で審査される。

暑さと衣装のはざまで

「世界コスプレサミットのような大きなコンテストでは、ある程度の技術的複雑さを伴って、何層にも重なった衣装を着たがる傾向があります」「暑くなると、(衣装の)層をこれ以上脱げなくなる限界がきます」「体調を崩すリスクもありますし、メークやウィッグの着用に関しても汗をかいてすぐに大変なことになってしまいます」

漫画『幽☆遊☆白書』の飛影に扮したジェフリー・キバンさん(35)は、「きょう(1日)パレードに参加するコスプレーヤーのほとんどは、炎天下で歩くことになるので、絶対により快適なもの(衣装)を選んでいるはずです」「自分が着るものとうまく付き合い、快適に着こなす必要があります」と話す。

また、同じく『幽☆遊☆白書』の蔵馬に扮したクリゼル・ギラルさん(38)は11月開催になれば、コスプレーヤーたちが全力投球できるようになるだろうと語った。「いろいろな種類の衣装を見るのは本当にエキサイティングだと思います」

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