山陰の夏を彩る「鳥取しゃんしゃん祭」のメイン行事「一斉傘踊り」が14日、鳥取市で開催された。赤や青の色鮮やかな傘を手に、約3400人の踊り子が華やかな舞を披露。傘に付いた鈴の音をしゃんしゃんと響かせながら市街地を踊り歩いた。
沿道の観客から拍手
沿道を埋め尽くした観客はうちわを手に踊りを見守り、盛んに拍手を送った。踊り子として参加した経験があり、今も毎年見物している鳥取市の小林愛子さん(90)は「地域総出で鳥取が盛り上がる他にはない祭り。懐かしい、また踊りたい」と笑顔で話した。
因幡の傘踊りをアレンジ
雨乞いが起源とされる鳥取県の伝統舞踊「因幡の傘踊り」を、誰でも踊りやすくアレンジしたのが始まり。平成26年には「最大の傘踊り」としてギネス記録に認定された。
傘職人の急逝で懸念も
主催者側によると、今年2月に唯一の傘職人が急逝。傘不足が懸念されたが、県内各地から寄贈や貸し出し協力が相次ぐなどし、必要数を確保したという。



