ゴリラクリニックによる連載「男のアンチエイジング」第7回では、同クリニック統括医師の関本晃医師が、肌がきれいな男性に共通する食習慣や、シミ・たるみ・毛穴と食生活の関係について解説。さらに、食事だけでは改善が難しい肌悩みや、美容医療を取り入れる男性が増加している背景についても語った。
肌がきれいな男性は野菜・果物を積極的に摂取
関本医師によると、肌がきれいな男性に共通するのは、野菜や果物を積極的に摂取していることだという。野菜から食べることで血糖値の急上昇を抑えられ、肌の代謝に必要なビタミンを効率よく補給できる。血糖値に関連する指標として「GI値」(食後の血糖値上昇度)が知られており、GI値の低い食品(大豆食品、そば、葉物野菜、きのこ、玄米など)を選ぶことが推奨される。また、調理法では「揚げる、焼く」よりも「煮る、蒸す」が脂質を抑え、栄養素を摂りやすいという。
シミ・たるみ・毛穴は食生活で差がつく
食生活はシミ・たるみ・毛穴にも影響する。糖質や脂質の過剰摂取は長期的にこれらの状態を悪化させる。肌の代謝が低下するとシミが残りやすくなり、ハリや弾力が失われるとたるみや毛穴の開きが目立つ。年齢や紫外線の影響が大きいものの、食事や栄養素は肌の材料となるため、間接的に影響を与えると関本医師は指摘する。
食事は「改善」ではなく「悪化を防ぐ」もの
関本医師は「極端な言い方をすれば、食事で肌悩みは改善しない」と述べる。食事に気を付けることで肌悩みの悪化を抑えることはできても、しわ・シミ・たるみなどの明らかな症状を改善するのは難しいという。肌の代謝は年齢と紫外線で着実に悪化し、不適切な食習慣がさらに拍車をかける。食事はあくまで悪化を遅らせる役割と捉えるべきだ。
美容医療を選ぶ男性が増加
近年、美容意識の高い男性が美容医療を組み合わせるケースが増えている。保湿や日焼け止め、食事で肌の基礎を整えても限界があるため、美容医療施術を受ける男性が増加。関本医師は「美容意識が高い方だけでなく、今まで美容を気にしていなかった方でも『そろそろスキンケアしてみようかな』と来院されるパターンが増えている」と説明する。ゴリラクリニックは男性専門の総合美容クリニックとして、様々な肌悩みに対応するメニューを提供しており、初心者でも気軽に相談できる環境を整えている。
関本晃医師は、浜松医科大学医学部卒業後、消化器外科医として勤務し、日本外科学会外科専門医を取得。その後、美容医療への転身を決意し、ゴリラクリニックに入職。銀座院院長、東銀座院院長を経て、現在は統括医師として施術やカウンセリングのほか、クリニック全体の運用や医師の人事・採用も担当する。私生活では一女の父で、趣味は料理。最近は娘のお弁当作りにも挑戦中だ。



