文芸誌「新潮」が演劇を特集した9月号の売れ行きが好調だ。「令和演劇ニューウェーブ」として若手の劇作家を中心に取り上げ、都内の書店では売り切れが相次いでいる。文芸誌による演劇特集はまれで、編集部によると「新潮」では1904年の創刊以来初だという。
注目の若手が集結、第一人者の発言も話題に
特集の柱は、大石恵美(ダダルズ)と岡田利規(チェルフィッチュ)、蓮見翔(しょう)(ダウ90000)と野田秀樹(NODA・MAP)による対談。今年岸田戯曲賞を受賞した若手劇作家と、それぞれ同賞の選考にあたった第一人者の組み合わせだ。
さらに、安藤奎(けい)(劇団アンパサンド)、尾崎優人(優しい劇団)、金山寿甲(東葛スポーツ)、こんにち博士(南極)など、現在の小劇場で存在感を増す劇作家や演出家15人によるエッセーが並ぶ。
発売から徐々に販売が伸びる
6日の発売から徐々に販売が伸びているという。批評家の杉田俊介さんは、創刊以来初の演劇特集という事実に驚いたとコメントしている。



