第31回全日本高校・大学生書道展(読売新聞社、公益社団法人日本書芸院主催)の入賞者が決まり、徳島県内からは団体・大学の部で四国大(徳島市)が3位に入った。個人でも文学部書道文化学科の4人が大賞に輝いた。
調和体部門で石原実侑さんが受賞
漢字とかなが交じる調和体部門では、3年の石原実侑さん(21)が受賞。「墨の潤滑の変化に気をつけ、最初は墨をたっぷり取り、かすれないようにした。国語と書道の教員免許取得を目指しながら、作品制作も続けたい」と笑顔を見せた。
かな部門で2人、漢字部門で1人が大賞
かな部門では2人が受賞。3年の石原優愛さん(21)は「『大字かな』に初めて挑戦し、筆先を意識して力強い線を出せた。書道を続け、将来は教室を開いて自由に書ける環境を子どもたちに提供したい」と話した。
2年の上原如季さん(19)は「墨のグラデーションと、行の流れが自然に見えるように心を配った。ずっと大賞をとりたかったので、念願の受賞でうれしい。もっと良い作品を書けるように努力を続けたい」と意気込んだ。
漢字部門で受賞した3年の森元陽莉さん(20)は、1年時の調和体部門に続く大賞。「古典を参考にして何度も練習した。漢字の方が得意なので、きっと受賞できると信じながら書き上げた。卒業後は書道を広げられる職業に就きたい」と満足そうに話した。
指導教員の評価と展示情報
指導した田ノ岡大雄准教授(42)は「学生たちはのみ込みが早く、外部から招いた先生からも『優秀』との評価をいただいた。よく頑張ってくれた」とたたえた。
大賞65点をはじめ、展賞、優秀賞の計997点は18~23日、大阪市立美術館で展示される。開幕日以降、日本書芸院のホームページで仮想現実(VR)の映像で公開される。



