奈良のダンスチーム「グラシア」世界大会で5位 芸術性と演出が評価
奈良のダンスチーム「グラシア」世界大会で5位 芸術性演出評価

奈良県上牧町在住のダンスインストラクターEKОさん(本名・木村瑛来さん、30)が率いるダンスチーム「グラシア」が、7月に米アナハイムで開催された世界大会「World of Dance(WOD)Summit 2026」のチーム部門で5位に入賞した。WODは世界最高峰のコンテストとして知られている。

EKОさんは「世界5位は光栄。メンバー全員が全力で悔いなくやり切った結果」と振り返る。チームは予選を勝ち抜き日本代表として出場。決勝では12チームが争い、芸術性などが審査員に高く評価された。

ダンス一筋の経歴とチーム結成

EKОさんは5歳でダンスを始め、高校まではブレイキンに没頭。その後「ダンスで人を笑顔にしたい。そのためにはジャズダンスの表現力が必要」と転向し、大阪芸術大のポピュラーダンスコースで基礎を磨いた。卒業後は奈良、大阪、神戸市などのスタジオで指導する傍ら、振付師としても活動。2022年にはジャズダンスの世界大会20代の部で総合優勝し、昨年の大阪・関西万博開会式にもダンスチームの一員として出演した。

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グラシアは2023年に、スタジオの生徒やインストラクター仲間とともに結成。WODへの出場は2024年に続き2度目で、今回は東京の予選を勝ち抜いて日本代表の座を掴んだ。

決勝でのパフォーマンスとメンバーの声

決勝では、ジャズとブレイキンを融合した振り付けで9人が息の合った踊りを披露。LEDライトや黒から赤に変わる衣装を用いた演出で会場を沸かせた。帰国後に5位入賞が伝えられた。

メンバーの文香さん(24)は「EKО先生にしか出せない、前に飛ばすパワーで引っ張ってくれた。5位に入れるとは思っていなかったのでびっくり」と話す。詩桜さん(24)は「初めての世界大会。たくさん練習し、EKОさんの振り付けに自分の個性を加えた表現ができた」と振り返る。

EKОさんは「世界の特別な景色をみんなで見たいと結成したチーム。今回の経験を糧に、今後もダンスの素晴らしさを伝えながら、ダンスを通じて地域への貢献もしていきたい」と、さらなる展開を目指す。

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