県ビジターズビューローは、高精細な写真で県内の仏像を紹介する「奈良仏像カレンダー2027」を10月1日に発売する。今年の「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録や、長谷寺(桜井市)の開山1300年を記念し、飛鳥を含む中和地域ゆかりの仏像に焦点を当てた。
表紙は飛鳥大仏
同ビューローが制作する仏像カレンダーの31作目で、「飛鳥大仏」として親しまれる飛鳥寺(明日香村)の本尊・釈迦如来坐像(重要文化財)が表紙を飾る。
2か月ごとのカレンダー部分では、かつての山田寺(桜井市)講堂本尊で、現在は興福寺(奈良市)に収められている国宝の仏頭や、長谷寺の本尊・十一面観世音菩薩立像(重要文化財)など6体を紹介している。写真の多くは、仏教美術専門の写真店「飛鳥園」の小川光三さん(故人)、若松保広さんが撮影した。
「日日禮讃」の題字
カレンダーは「毎日を大切に 感謝し 祈り 生きる」との意味を込め、今回から「日日禮讃」と題し、川俣海淳・長谷寺化主が揮毫した力強い表紙の文字が目を引く。川俣化主は「多くの方に仏像とそこに込められる祈りに思いをはせていただきたい」と話す。
B4判、税込み3000円(掲載写真などのポストカード8枚付き)。県内外の書店や、同ビューローのウェブショップで販売し、8月20日から予約を受け付ける。問い合わせは同ビューロー(0742・23・8288)。



