釜石市の釜石鉱山で30日、坑道の見学イベントが行われた。家族連れらはかつての採掘現場などを探検し、「鉄のまち」として栄えた同市の歴史に思いをはせた。
江戸時代末期から続く鉱山の歴史
江戸時代末期に開発が始まった釜石鉱山は、鉄鉱石や銅などを産出し、日本の近代化を支えた。現在は坑内の湧き水をミネラルウォーター「仙人秘水」として販売している。
電動カートで坑道を3キロ探索
イベントには県内外から16人が参加した。入り口から電動カートで坑道を約3キロ進み、「仙人秘水」の採水地を見学。鉄鉱石の採掘場跡では、運搬に使われた重機や岩盤を砕く発破の仕組みを再現したセットなどを見て回った。
坑内は年間を通じて10度前後の気温で、同市の男子児童(10)は「夏なのに寒くて驚いた。見たことない鉱石を知り、面白かった」と笑顔だった。



