国内外で活躍するジャズピアニストの遠藤律子さん(74)(東京)が、今秋阿武町で開かれるコンサートに再出演することが決まった。再出演は、遠藤さんが2年前に来場者と交わした約束の実現。企画した萩市のジャズ喫茶店「ビレッジ」店主、増本義隆さん(69)は「ラテンの血が騒ぐ熱いジャズを届ける」と意気込む。
2年前の約束、2年を経て実現
遠藤さんは、軽快なラテンテイストのジャズで満員の来場者が総立ちとなった2024年のコンサートで「来年、また来ますから」と宣言していた。ただ昨年は既に別の出演者が決まっていたため、再出演は2年を経ての実現となった。
今回も約2時間にわたって生演奏する予定。遠藤さんは「一昨年のさらに上の高みを目指す演奏をと、曲選びをしながら、心が燃えている。うっとりするような美しい曲も加え、充実したライブにする」との談話を寄せている。
コンサート概要
コンサートは「阿武町ジャズフェスティバル2026」。11月15日午後1時半から同町町民センター文化ホールで行われる。2年前のコンサートで遠藤さんとコンビを組んだサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のボーカル、NORA SUZUKIさんも出演する。
町では、2005年から10年連続でジャズトランペット奏者の日野皓正さんら著名な演奏家を招いて「コンコード・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン」が開催された。コロナ禍の休止などを経て23年以降は、フェスティバル実行委員会の中心メンバーだった増本さんが現在の名称で継続している。
増本さんの思い
増本さんは「遠藤さんとノラさんのコンビは、ここでしか見ることができないスペシャルな企画。小さな町のジャズの灯(ともしび)が輝きを増すよう、多くの来場を期待している」と話している。
定員500人。全席指定で入場料は6000円。問い合わせは「ビレッジ」(0838・25・6596)か町民センター(08388・2・2044)へ。



