MBSテレビ『住人十色〜家の数だけある 家族のカタチ〜』(毎週日曜後5:00、関西ローカル)の2026年7月11日放送回では、「自然に学び自由に育つ 庭と寄り添うCの字ハウス」と題し、奈良県奈良市に建つ個性的な住宅を紹介する。番組は俳優の駿河太郎と三船美佳がMCを務める。
180坪の角地に建つ、窓のない外観と明るい内部
舞台は奈良市の住宅街。奈良駅から車で10分の角地に建つのは、グレーのガルバリウム鋼板で覆われた家だ。外観は窓がなく閉じているが、内部に入ると18帖のリビングダイニングキッチンに明るい光が差し込む。大きな窓からは「観賞用の庭」と「遊ぶ庭」の2つの庭が望める。実はこの家はアルファベットの「C」の形をしており、180坪の敷地に2つの庭が寄り添う構造だ。
市街化調整区域の訳あり物件を750万円で購入
住人(アルジ)は2人の子どもがいる4人家族。2年前、子どもの小学校入学を機に新居を構えた。夫妻は植物が生い茂る広い庭がある妻の祖父母の家に憧れ、緑と触れ合える環境で子育てをしたいと考えた。そこで見つけたのが奈良駅から車で10分の土地。予算の半分以下、750万円で手に入れることができた。この土地は「市街化調整区域」に指定されており、左半分に建物を建てられない“訳あり物件”だったが、広い庭を求める夫妻にとっては理想的な条件だった。
土間のリビングと裸足で遊べる庭
リビングの床は土間で、庭で遊んだ後も裸足で家の中に入り、掃除がしやすい設計。キッチンから直接出られる「遊ぶ庭」は、緑を敷き詰めて裸足で走り回れるようにした。もう一方の「観賞用の庭」には、まだ植え始めたばかりの40種類もの木々が並ぶ。一角には妻の祖父母から譲り受けたモミジもあり、高齢で庭の手入れが難しくなった祖父母から少しずつ植物を譲り受け、アルジの庭に移しているという。
C字の家で得た豊かな時間
この家に住む夫は「子どもたちが外で遊んでいる様子を家の中から見ることもできるし、一緒に遊ぶこともできるので、豊かな時間を過ごせているなと思っています」と語る。C字の家は、家族の絆と自然との共生を叶える住まいとなっている。



