ノーラン監督『オデュッセイア』特別映像「英雄の旅」公開、マット・デイモンが語る壮大なスケール
『オデュッセイア』特別映像公開、デイモンが語る壮大な旅

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』(2026年9月11日公開、配給:ビターズ・エンド/ユニバーサル映画)のメイキング&インタビューを収めた特別映像「英雄の旅」が公開された。

壮大な叙事詩をIMAXで初映像化

本作は、モロッコ、ギリシャ、イタリア、アイスランド、スコットランドなど世界各地で撮影されたアクション映画。ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』を、長編映画史上初めてIMAXフィルムスクリーンで映像化した。古代ギリシャの詩人ホメロスが書いたこの英雄譚は、西洋文学の金字塔であり、世界最初の物語のひとつとされる。

物語は、トロイア戦争終結後、イタケの王オデュッセウスが家族の待つ故郷へ帰還を目指す姿を描く。神々の介入、怪物、荒れ狂う海など、容赦ない試練が立ちはだかる中、10年に及ぶ壮大な旅と冒険が繰り広げられる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

豪華キャストと記録的な興行成績

オデュッセウス役をマット・デイモンが務め、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ルピタ・ニョンゴ、サマンサ・モートンらが出演。製作はエマ・トーマスとノーラン監督の制作会社シンコピーが手掛け、エグゼクティブプロデューサーはトーマス・ヘイスリップ。

米国などで公開中の本作は、世界興行記録を塗り替え、ノーラン監督のキャリア史上最高評価を記録。全米映画ランキング初登場1位を獲得し、2026年実写映画No.1のスタートを樹立。2週連続1位も達成し、今年のハリウッド映画の興行収入トップ5入りを果たしている(2026年7月27日 Box Office Mojo調べ)。公開13日で『オッペンハイマー』の全米興収3.3億ドルを上回り、8月9日には全世界興収が11億480万ドル(約1,860億円)を記録、ノーラン作品史上1位となった。IMAX興収は『アバター』を超える2億8,900万ドル(約476億8,500万円)でIMAX史上最高を記録した。

キャストが語る作品の魅力

特別映像では、ノーラン監督から連絡を受けた際、タイトルを聞く前にオファーを即決したというマット・デイモンが「これほど大規模の作品は僕自身も初めてだと思う。野望は間違いなく最大だ」と語り、作品のスケール感を明かしている。映像には、荒波が打ち寄せる海岸で巨大な「トロイの木馬」を曳く人々や、激しい海上で船に乗り出すオデュッセウスと兵士たちの姿など、リアリティあふれる映像美が収められている。

ノーラン監督は「『オデュッセイア』は壮大な物語だ。物語も1つだけじゃない。帰還の話ではあるが多岐のジャンルにわたっていて、誰もが共感できるストーリーに仕上がっている。映画化において楽しみだったのは、壮大かつ常識を超えたアイデアの数々をいかに現実的に見せるかだった」と語る。

ペネロペ役のアン・ハサウェイは「人類が生み出した傑作の1つだと思う」とコメント。エウマイオス役のジョン・レグイザモは「『オデュッセイア』はすべての物語の原点だ。英雄譚はここから生まれた。家族のために苦難を乗り越えていく姿は、観ている人の心の奥底に響くはずだ」と普遍的なテーマの魅力を語った。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

アテナ役のゼンデイヤは「想像を超える規模感だけど、深く生々しい感情も描いている。没入しつつも自分を投影できる」と作品の臨場感と人間ドラマの奥深さをコメント。マット・デイモンは脚本について「今回の脚本は『オッペンハイマー』と共通する部分があります。あの作品も内容が非常に濃密な大著を原作としながら、ノーラン監督がその筋書きやテーマ、豊かさなどを損なうことなくエッセンスを抽出しているからです。ノーラン監督は原作の物語を一切の無駄なく芸術的に再構築しているだけでなく、特定のテーマを強調することで本作ならではのアイデンティティとメッセージを確立している。それでいてホメロス版『オデュッセイア』の姿はしっかりと保っているのです」と語っている。