累計発行部数1000万部を突破した人気漫画『ダーウィンズゲーム』(FLIPFLOPs原作)の実写映画化が決定し、主演を中川大志が務めることが発表された。共演にはKoki,、畑芽育、神尾楓珠、山本耕史が名を連ね、監督は映画『ピンポン』(2002年)や『鋼の錬金術師』シリーズ(2017年〜)などを手がけた曽利文彦が務める。公開は2027年3月12日を予定している。
異能バトルが現実に:『ダーウィンズゲーム』の世界観
原作は漫画家ユニットFLIPFLOPsによる異能アクション作品。突如始まる命懸けのサバイバルゲームと、プレイヤーたちが持つ特殊能力「異能(シギル)」を駆使したバトルで人気を博してきた。物語は、平凡な大学生・須藤要(カナメ)のもとに届いた謎のアプリ「ダーウィンズゲーム」の招待メールから始まる。何気なくアプリを起動したことで、現実世界を舞台にした命懸けの殺人ゲームへ巻き込まれたカナメは、仲間たちとともにゲームの謎に挑んでいく。
中川が演じるカナメは、一度触れた物体を自在に生成(コピー)し武器として操る「火神槌(ヒノカグツチ)」の使い手。未知なる能力に適応し、仲間との絆を育みながら成長していく姿を体現する。中川は「真っすぐで強い正義感を持つ主人公を演じるのは新鮮」と振り返り、「生身の俳優が演じることで、登場人物たちの恐怖や葛藤、成長をより身近に感じてもらえるのではないか。映画館ならではの没入体験の中で『ダーウィンズゲーム』の世界に飛び込んでください」と呼びかけた。
豪華キャスト陣が語る役柄への想い
Koki,が演じるのは、圧倒的な戦闘力を誇るプレイヤー・シュカ。“無敗の女王”と呼ばれるシュカは、鎖やワイヤーなど紐状の構造体を自在に操る異能「荊棘の女王(クイーンオブソーン)」を持つ最強キャラクター。Koki,は、強さだけではなく過酷な過去や揺れ動く感情を抱えるシュカの魅力に触れ、「単なるサバイバルではなく、それぞれの孤独や葛藤、仲間との絆が描かれている作品」と本作への思いを語る。
畑芽育は、瞬時にあらゆる動きを解析・予測する異能「世界関数(ラプラス)」を持つレインを演じる。冷静沈着な判断力で仲間を支える頭脳派プレイヤーだ。畑は「冷静でクールに見られる一方で、人間らしい感情や葛藤を抱えた魅力的なキャラクター」と語り、冷静さと表裏一体の繊細な内面まで丁寧に表現した。
神尾楓珠は、相手の発言の虚偽を見抜く異能「嘘発見器(トゥルーオアライ)」を持つリュージ役に起用された。アニメ版も観ていたという神尾は、「もともと好きな作品だったので出演できることがうれしかった」と語り、「本当にダーウィンズゲームの世界に入り込んでいるかのような感覚の中で撮影しました」と、作品世界の没入感を明かした。
山本耕史は、植物を自在に操る異能「千紫万紅(メグ・メル)」を持つヒイラギを演じる。高度なVFX作品ならではの撮影環境について触れ、「今回は曽利監督の作品ということで、きっとまた想像を超える映像世界を作り上げてくれるんだろうな、という点では全く不安がありませんでした」と映画完成への期待を語った。
曽利監督と原作陣のコメント
監督・脚本を務める曽利監督は、本作について「新しいヒーローの誕生ストーリー」と説明。「不条理な世界へ巻き込まれた主人公が、人間力で立ち向かっていく姿を描きたい」と意気込みを語っている。また、原作のFLIPFLOPsも「原作再現だけにとらわれず、映画として一番良いものにしてほしい」と期待を寄せた。
あわせて公開されたティザービジュアルには、中川演じるカナメをはじめ、シュカ、レイン、リュージ、ヒイラギら主要キャラクターが集結。それぞれが異能を発動する姿が描かれている。特報映像では、カナメが謎のゲームへ転送される場面からスタートし、異能同士が激突する迫力のバトルや、極限状態で戦うプレイヤーたちの姿がテンポよく映し出され、映画ならではのスケール感あふれる映像に仕上がっている。
キャストの詳細コメント
中川大志(カナメ役):「お話をいただいた時は正直少し驚きました。最近は漫画原作作品で個性的なキャラクターを演じる機会が続いていたので、カナメのように真っ直ぐで強い正義感を持つ主人公を演じるのは新鮮に感じました。撮影中は、これまで経験したことがないほどグリーンバックに囲まれた環境で芝居をする日々でした。曽利監督が描くVFXによって、この世界がどのように創り上げられるのか、僕自身も完成を楽しみにしています。」
Koki,(シュカ役):「『ダーウィンズゲーム』という素晴らしい作品に参加させていただけたことを、とても嬉しく、光栄に思っています。私が演じる“無敗の女王”シュカも、強さだけではなく、繊細さや揺れ動く感情を抱えながら懸命に生きている人物です。撮影期間中は緊張感のあるシーンも多く、毎日たくさんの刺激を受けながら、素晴らしいチームの皆さまと一緒にこの作品を作り上げることができました。」
畑芽育(レイン役):「本作への出演が決まった時は、とても嬉しかったですし、共演の皆様とご一緒できることに心が震えました。私が演じるレインは冷静でクールに見られることも多いけれど、人間らしい感情や葛藤を抱えた魅力的なキャラクターです。繊細な部分まで丁寧に表現できるようたくさん考えて演じました。」
神尾楓珠(リュージ役):「もともと原作のアニメを観ていて、すごく好きな作品でもあったので、今回このような機会をいただけて大変嬉しかったです。リュージは、武装によって顔が隠れているシーンが多くあったり、ミステリアスに見えるキャラクターだと思います。原作に寄せた衣装やビジュアルだったこともあり、本当にダーウィンズゲームの世界に入り込んでいるかのような感覚の中で撮影しました。」
山本耕史(ヒイラギ役):「高度なVFX作品って、撮影中は想像力に頼る部分も多く、完成形が掴みにくくてとまどう場面も多いんですよね。しかし今回は曽利監督の作品という事で、きっとまた想像を超える映像世界を作り上げてくれるだろうな、という点では全く不安はありませんでした。現代のVFXって本当に凄いですね。」



