上映中の映画『Michael/マイケル』で、マイケル・ジャクソンの名曲「Beat It(今夜はビート・イット)」のショートフィルムが、8月28日から9月17日まで全国390館で上映されることが決定した。8月29日のマイケルの誕生日を記念した企画で、映画館で上映されるのは今回が初めてとなる。
上映概要と楽曲の背景
ショートフィルムは、映画『Michael/マイケル』の本編上映終了後に上映。4Kリマスター版DCPを使用し、追加料金は発生しない。IMAXでの上映は実施されない。ショートフィルム上映劇場は映画公式ホームページの劇場ページで確認できる。
1983年にリリースされた「Beat It」は、収録アルバム『スリラー』を代表する楽曲の一つ。タイトルは「殴る」を意味する「beat」を含む一方、「立ち去れ」「消えろ」という意味を持つスラングでもあり、争いの理由が何であっても、その場から離れろと非暴力を呼びかけ、暴力の連鎖を止めたいという強いメッセージが込められている。
ショートフィルムの内容と反響
ショートフィルムには、本物のストリートギャングを起用。『ウエスト・サイド物語』を思わせる世界観の中で、対立する若者たちと、それを止めようとするマイケルの姿が、ダンスパフォーマンスを交えて描かれる。楽曲のプロモーション映像の枠を超え、ストーリー、演出、ダンス、そしてマイケルの強いメッセージが融合した“短編映画”とも呼べる一本となっている。また、楽曲のギターソロは、エドワード・ヴァン・ヘイレンが担当している。
YouTubeで公開されている同映像は、8月19日時点で14億回再生を突破。同日時点のYouTube週間グローバル・ミュージックビデオランキング(8月7~13日)でも26位に入っている。
関係者のコメントと映画の記録
ソニー・ミュージックレーベルズの担当者は「世界中の音楽ファンに愛され続ける『Beat It』が、初めて映画館のスクリーンで上映されることは、私たちにとっても特別な出来事です」とコメント。「何度も観てきた作品でも、大スクリーンと迫力の音響環境で体験すると、また新たな発見があると思います。ファンの皆さまはもちろん、初めて触れる方にも、その圧倒的な魅力を存分に味わっていただければ幸いです」と呼びかけた。
映画『Michael/マイケル』は、『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キングが製作を務め、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークアが監督。マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが主演を務め、ジャクソン5の一員として才能を見いだされた幼少期から、世界最高のエンターテイナーへと駆け上がった軌跡を描いている。同作は公開66日目の8月16日に観客動員500万人を突破。8月21日時点で興行収入80億円を超え、日本歴代興行収入ランキングの96位に入っている(興行通信社調べ)。
また、マイケルの誕生日である8月29日には、感想投稿キャンペーン「1日限りのスペシャルDay―8/29はマイケルに想いを届けよう―」を開催。映画の感想やマイケルへのメッセージを投稿した人の中から、抽選で3人にポスターTシャツとベストアルバムのセットが贈られる。



