市川團十郎&新之助親子、映画『襲名』大ヒット祈願 深川不動堂で護摩祈祷
市川團十郎&新之助親子、映画『襲名』大ヒット祈願 深川不動堂で護摩祈祷

歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎、八代目市川新之助、三池崇史監督が18日、都内で行われた映画『襲名』(25日公開)の大ヒット祈願&囲み取材に出席した。

成田屋と深川不動堂の深い縁

この日は、市川團十郎家が名乗る屋号「成田屋」の由来でもあり、同家とゆかりの深い成田山新勝寺の東京別院である深川不動堂で、本作のヒット祈願を執り行った。

本作は、コロナ禍に伴う史上初の襲名延期を乗り越え実現した「十三代目市川團十郎白猿襲名披露、八代目市川新之助初舞台」公演の軌跡を捉えた、三池監督初のドキュメンタリー映画。團十郎襲名にあたり行われた成田山新勝寺での貴重な修行の模様と、先代・十二代目市川團十郎の修行の模様も記録されている。

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團十郎が語る成田山との約350年の関係

本堂での祈祷を終えた團十郎は、成田山との関係について「市川團十郎家と成田山新勝寺様というのは、約340、350年の関係」と説明。幼い頃から父・十二代目市川團十郎とともに護摩祈祷を経験してきたといい、「新しいことではなく、赤ん坊の頃から見ています」と振り返った。

その上で「不動明王という炎の熱、そして炎の力。そういったものを改めて見て、この作品が多くの方々の力を得て、また不動明王様という力を得て、何か新しいものを見つけられる世界へ一歩踏み出してくれたらいいなと思いながら、護摩の成功祈願を受けました」と、映画のさらなる広がりに期待を寄せた。

新之助「貴重な体験」とヴェネチア受賞

新之助も「『襲名』がヴェネチア国際映画祭に出品されて、それで(護摩祈祷を)受けられるというのは本当に貴重な体験でした」としみじみ。「僕も経験したことが何回かあるんですけど、いつもの護摩と違うような雰囲気感でした」と語った。

本作は第83回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に正式出品され、レッドカーペットでは團十郎が歌舞伎の衣装で「見得」を披露。現地時間11日に行われた授賞式では、同映画祭の公式独立賞「Cinema & Arts Award」の最優秀作品賞を受賞した。

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