『クレイフェイス』怪物への変貌は全27段階、特殊メイク舞台裏映像公開
『クレイフェイス』怪物への変貌は全27段階、舞台裏映像公開

DCスタジオの映画『クレイフェイス』(10月30日公開)から、特殊メイクとVFXの舞台裏を紹介する特別映像が公開された。主演のトム・リス・ハリスやジェームズ・ワトキンス監督が、主人公の肉体が全27段階にわたって変貌していく過程と、その表現へのこだわりを明かしている。

主人公の変貌を支える特殊メイクの舞台裏

本作は、「バットマン」シリーズのヴィランとして知られるクレイフェイスを題材にした心理スリラー。成功をつかみかけていた若手俳優マット・ヘーゲンが、ある事件によってキャリアや名声、そして顔を失い、再起への執着から怪物へと変わっていく姿を描く。

撮影現場では、毎日2〜4時間をかけてメイクを実施。ハリスはコンタクトレンズや、発声を変化させる専用のマウスピースも装着し、肉体の変化とともにマットの変貌を演じた。

現実の医学・皮膚科学に基づいたデザイン

ハリスは「実際に造形物を作って撮影する特殊メイク効果の利点は、観客が想像に頼る必要がないこと」と説明。撮影現場に実在する造形物を使うことで生まれる効果を語っている。

ワトキンス監督は、デザインについて「コミックのヴィランにありがちな露骨なモンスター的なデザインは避け、現実の医学・皮膚科学に基づいた描写にした」と明かす。

VFXと特殊メイクの融合で描く肉体の変化

さらに、「ボディホラーは、自分の身体が裏切ってくるという根源的な恐怖を突きつけてきます」と解説。特殊メイクとVFXの関係についても「VFXは、特殊メイクを上書きするものではなく、それを補完し拡張するために用いられた」と語り、両者を組み合わせて肉体の変化を表現したことを説明。肉体描写と作品のクオリティに並々ならぬ自信をのぞかせている。