俳優の池松壮亮、高橋努、倉悠貴が5日、岡山市の岡山芸術創造劇場ハレノワで開催された「大河ドラマ『豊臣兄弟!』トークライブin岡山」に登壇した。トークショーとともに、午後6時から放送された第26回「信長を笑わせろ」のパブリックビューイングも行われ、会場は盛り上がりを見せた。
秀吉のおなら音は自前録音
池松は、第11回で秀吉がおならをして場を収めるシーンの裏話を披露。「SE(効果音)を使いたくなかったんです。2週間、自分のおならをスマートフォンで録音して、オーディションしたんですよ」と告白。高橋が「何パターンか聞きました」と証言すると、池松は「とっておきのものが撮れて、それを使ってもらいました。自前でいかせてもらいました」と明かし、会場を沸かせた。
水攻めの舞台裏と歴史考察
倉はこの日、備中高松城跡を視察。堤防の高さや規模を学び、「約3キロを囲って、幅も20〜30メートルあったそうです。それを我が軍は12日間という短い日数で作りました」と説明。水攻めの奇策について、池松は「最近読んだ資料では、実は官兵衛じゃないみたいな話もあって」と切り出し、倉は「諸説あるので」と前置きしながら、川並衆の筆頭だった正勝が現場監督として仕切り、秀吉が多額の報酬で村人を協力させた説を紹介。「秀吉はこの後すぐに中国大返しで大移動してしまう。村人に払うはずだった報酬は踏み倒した可能性があると、今日聞きました」と明かすと、池松は「やってんな」と苦笑いした。
出演者同士の信頼関係
高橋は、正勝を祝福するシーンについて「台本では、あそこまで“ドッキリです!”という感じではなかったんです。壮亮含め、小一郎(仲野太賀)、前野長康(渋谷謙人)、官兵衛(倉)が僕に内緒でああいう芝居を考えてくれていた」と感謝。また、桜の花びらが舞う演出は「紙吹雪じゃなくて、本物の桜の花びらなんです」と明かし、池松が「いや、桜じゃなくて囲碁だったね(笑)」と茶々を入れると、高橋も「そうそう(笑)。秀吉だけ囲碁を投げてきたんですよ」と応じ、会場を笑わせた。
倉悠貴の役への向き合い方
倉は、官兵衛を演じる上で「どこまで笑っていいのか、実はずっと悩んでいたんです」と告白。「でも太賀さんが、“パブリックイメージに縛られなくていい。もっと人間味を出したほうが、このドラマの官兵衛は面白いんじゃない?”と言ってくださって。それで少しずつ笑顔も見せようと思いながら演じています」と、仲野からの助言を明かした。池松は倉について「若さと勢い、それに鋭さや知性があって、本当に官兵衛にぴったり。ものすごく頭が切れる一方で、『豊臣兄弟!』ならではの空気にも自然に入ってきてくれる」と称賛した。
今後の展開と意気込み
イベントの最後に、池松は「来週はいよいよ本能寺の変でございます。すごいことになっておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。高橋は「ここから天下一統へ向けて猛スピードで進んでいきます。毎週日曜、ぜひ楽しんで見ていただければ」と呼びかけた。



