『豊臣兄弟!』黒幕説浮上、信澄役・緒形敦が注目 祖父・拳さんも大河で秀吉役
『豊臣兄弟!』信澄役・緒形敦が注目 祖父も大河で秀吉

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜午後8時)の第26回「信長を笑わせろ!」が5日に放送され、織田信澄を演じる緒形敦が大きな注目を集めた。終盤で信澄が本能寺の変につながる衝撃の告白を放ち、SNSでは「黒幕説」を巡る考察が相次いでいる。

衝撃の告白と黒幕説

第26回では、織田信長(小栗旬)が長宗我部元親との約束を翻し四国平定を進めたことで、仲介役の明智光秀(要潤)が苦境に立たされる。さらに信長は、甥の信澄が長宗我部氏と内通して謀反を企てていると疑い、蟄居を命じる。その後、光秀から事情を聞いた羽柴小一郎と秀吉(池松壮亮)は信長を励ますため長浜城へ招き、もてなしを用意。信長は笑顔を取り戻し、秀吉との酒比べの末に信澄を赦免し、穏やかな空気が流れたかに見えた。

しかし物語はラストで急展開を迎える。光秀が「上様からの疑いが晴れて何より」と声を掛けると、信澄は「そうやって真の父を殺された身ゆえ」と意味深に返答。さらに、前話で足利義昭から届いたとされた「信長を討て」と記された御内書について、「あれを書いたのは……このわたくしでございます」と衝撃の告白を放った。光秀が言葉を失う場面で幕を閉じ、次週予告では「本能寺の変」が示されたことから、SNSでは信澄が事件の黒幕ではないかとの考察が広がっている。

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緒形敦と名優一家の系譜

そんな信澄を演じる緒形は、俳優・緒形直人と仙道敦子夫妻の長男。大河ドラマ出演は『いだてん〜東京オリムピック噺〜』以来、7年ぶりとなる。緒形家は「大河一家」としても知られ、祖父の緒形拳さんは『太閤記』(1965年)と『黄金の日日』(1978年)で豊臣秀吉を演じ、父・緒形直人も『信長 KING OF ZIPANGU』(1992年)で織田信長役を務めた。親子2代にわたって大河ドラマの主演を務めた名優一家の系譜を受け継ぐ緒形が、『豊臣兄弟!』では本能寺の変の鍵を握る信澄役として存在感を放っている。

ドラマの背景と今後の展開

大河ドラマ第65作となる同作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公に、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とも評される名補佐役の視点から、豊臣兄弟の軌跡と激動の戦国時代を描く戦国エンターテインメントだ。第26回の衝撃的な展開を受け、次週の放送では本能寺の変が描かれると見られ、信澄の真の意図や黒幕説の行方に注目が集まっている。

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