内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ラストノート』(毎週木曜22:00~、FOD・TVerで見逃し配信)の第4話が、30日に放送された。本作は20歳差の男女が惹かれ合う大人のラブストーリー。第4話では、ハート形のピクルスやぎっくり腰といった生活感あふれる出来事を次々と“ときめき”に変え、2人の複雑な好意が描かれた。
急激なジョブチェンジと純粋性
前回までロマンス詐欺まがいの商売をしていた澄晴(寺西拓人)が、第4話冒頭では引っ越しのアルバイトに従事する急激な変化を見せた。この大胆な設定変更は、寺西拓人の持つ透明感が澄晴の純粋性を強調し、説得力を生んでいる。
ぎっくり腰から香りを取り戻す“ときめき”の連打
序盤から丁寧に積み重ねられたぎっくり腰の伏線が、ラストで葵(内田有紀)が再び香りを感じられるようになるきっかけとなる。ハートのピクルスという恥ずかしさを伴うときめきから、ぎっくり腰によるよろめき、そして香りを取り戻す奇跡のような瞬間へとつながる展開が、視聴者を魅了した。
噛み合わない2人の“好き”
本作は年の差の男女が惹かれ合うラブストーリーでありながら、第4話の時点では互いの好意が恋愛として噛み合っていない点が特徴。澄晴の葵への思いは、母親を知らずに育った人生を埋め合わせる愛かもしれず、葵の澄晴への思いは成長する子どもを見守るような愛情にも映る。この複雑さが作品の魅力となっている。
レビューでは、優子(坂井真紀)が澄晴へ向ける愛憎混じった感情や、父・眞澄(佐々木蔵之介)の執着など、周囲の複雑な感情も描かれた。胃もたれやぎっくり腰といった非ドラマティックな出来事を恋の高揚感へ転化する手法が、喜劇と悲劇の背中合わせを体現していると評されている。



