『風、薫る』最後のイベント 見上愛、涙ぐむ 上坂樹里と栃木でファンに感謝
『風、薫る』最後のイベント 見上愛、涙ぐむ 上坂樹里と栃木でファンに感謝

連続テレビ小説『風、薫る』のファン感謝祭が19日、栃木県総合文化センターで開催された。主人公・一ノ瀬りん役の見上愛と、もう1人の主人公・小川直美役の上坂樹里が登場し、物語の名場面や撮影の舞台裏を振り返った。会場にはおよそ1200人が集まり、『風、薫る』に関連する最後のイベントを盛り上げた。

「おかえり」の声援に涙ぐむ場面も

イベントのオープニングでは、客席の扉から入場した見上がステージへ向かう途中、観客から「おかえり」の声援と万雷の拍手が送られ、涙ぐむ場面も。見上は「ちょうど1年前に栃木で『風、薫る』はクランクインしたので、その時の思い出が甦ります。このドラマに関連したイベントは、きょうが最後になるので、再びこの地に立つことができてとても嬉しいです」と語った。

最終週を前に、見上は視聴者へ「半年間見守ってくださって本当にありがとうございました」と感謝。「りんと直美の2人が生きている時代や世界だけじゃなく、その先の未来に何を託せるか、残せるかということをすごく考えながら進んでいく大切な1週間になります。どうか最後まで見守ってください」と呼びかけた。

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共演者から2人へのコメントも

りんと直美の“バディ”として撮影を重ねてきた上坂について、見上は「本当に樹里ちゃんがいたからこそ、ずっと前を向いて、歩いていくことができました」とコメント。2人の距離が1年の撮影期間の中で少しずつ縮まっていったと振り返り、「本当にいっぱい“ありがとう!”を伝えたいです。今度はまた全然違う役でまた2人で出会えたらいいなと思っています」と思いを明かした。

上坂も見上との撮影を振り返り、「いつも愛さんが隣にいてくれたからこそ直美になれたといいますか、この長い撮影期間を乗り越えられました」と感謝。「もうこの撮影期間はないんだ」と思うと寂しくなるほど充実した日々だったと語り、「この『風、薫る』という作品で、直美とりんとして、愛ちゃんとご一緒できたことは本当に光栄でした」と伝えた。

イベントでは、共演者から2人へのコメントVTRも紹介された。シマケン役の佐野晶哉は、りんへの恋心を抱く役柄について「『はよ言えよ』と思いながら毎回台本を読んでいました」と振り返りつつ、見上と上坂について「本当に凄いと思います!」と称賛。「おふたりが揃った時の“姉妹”のように慕い合っている様子がすごく素敵でした」と明かした。

生田絵梨花は、見上について「現場で常に明るく笑っている印象があります。けれどもカメラが回った瞬間の集中力の切り替えがすさまじくて、本当に刺激を受けていました」とコメント。上坂についても、撮影を重ねる中で「どんどん逞しさが増していく姿が印象的」と語った。看護婦養成所の撮影では約1ヶ月にわたって朝から晩までほぼ毎日一緒に過ごし、「合宿をしているような感覚」になったという。

役柄の分析と成長の振り返り

藤原季節は、直美の母親を探し続けた寛太について「直美さんのお母さんを追いかけることを通して、自分の母を追いかけるっていう一面もあったのかもしれない」と役柄を分析。坂東彌十郎は、りんについて「どんどんたくましくなられて。母親としても、看護師さんとしても」と成長を振り返り、上坂の印象深い場面として、夫の形見である軍服の第2ボタンを涙ながらに縫い直す場面を挙げた。

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