伊藤潤二原作ドラマ『ストレンジ』、カナダ・ファンタジア国際映画祭に出品決定
伊藤潤二原作ドラマ『ストレンジ』、ファンタジア映画祭出品

テレビ東京は17日、伊藤潤二氏原作のドラマ『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』(毎週金曜 深0:12)が、第30回ファンタジア国際映画祭の「HORIZON 2026」部門に出品されることを発表した。同局で放送するドラマが海外の映画祭で上映されるのは初めての快挙となる。

北米最大級のジャンル映画祭

ファンタジア国際映画祭は、カナダ・モントリオールで1996年から開催され、今年で30回目を迎える北米最大規模のジャンル映画祭。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に毎年約400作品が上映され、会期中の来場者は10万人にものぼるなど、世界的に高い注目を集めている。

2作品がワールドプレミア上映

第30回を迎える2026年の同映画祭で、同作のオムニバスドラマがショートフィルムとして「HORIZON 2026」部門での正式上映が決定。齊藤なぎさが主演を務める「あばら骨の女」は現地時間の22日に、アジア発の優れたホラー・奇妙な短編作品を集めた特別企画枠「THINGS THAT GO BUMP IN THE EAST」で、山﨑七海が主演を務める「顔泥棒」は29日に、それぞれワールドプレミア上映される。

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両作品の監督を務めるのは下津優太氏。自身が手がける長編映画では2作目となる「NEW GROUP」(2026年)は、昨年開催された第29回ファンタジア国際映画祭でも審査員特別賞を受賞しており、同映画祭での正式出品は今年で2年連続となる快挙となった。

作品内容と原作者のコメント

本作は、霧深い町で流行する“辻占”と謎の美少年によって引き起こされる狂気と恐怖を描く長編人気作『死びとの恋わずらい』を筆頭に、ありえない場所に痛みを感じる少年を取り巻く人々がやがて戦慄の渦に巻き込まれていく『幻痛屋敷』、美しいくびれに憧れる少女にもたらされる悲劇を鮮烈に描く『あばら骨の女』、日常に潜む怪異をシュールに描く『押切異談』など、伊藤氏の傑作から奇々怪々な世界観と超展開するストーリーが織りなす13作品をラインナップした。

伊藤氏は「原作者としてもとてもうれしい事です」とコメント。下津氏は「作品が日本を越え、世界中の皆さまに届いていくことを心から嬉しく思います」と喜びを語った。

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