俳優・堺雅人さん主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜 後9:00)が話題となる中、元参議院議員の“ヒゲの隊長”佐藤正久氏が、YouTubeチャンネル「NEXTV LAB」に出演し、作中に登場する「別班」について言及した。
元自衛官としての“正解”とは
「佐藤正久のあなたの質問に答えます!! VIVANT“別班”実在?日本の情報戦は」と題した動画が23日までに公開された。佐藤氏は陸上自衛隊出身で、イラク先遣隊長兼イラク復興業務支援隊長などを歴任。その後、自民党から出馬し、参議院議員となり、防衛大臣政務官、外務副大臣などを務めた。
「別班はありますか?」という直撃質問に対し、佐藤氏は「別班は存在はしないというのが元自衛官としての正解であり、一番“怪しげな答え”だと思います」と回答した。
自衛隊の本音と情報部隊の実態
さらに「堺雅人さんのようなそういう情報要員がいれば、自衛隊の募集担当、もう涙を流して喜ぶと思いますけども、なかなかこういう情報関係の人間を育てるっていうのはどこの国も苦労しているようです」と証言。「そもそも優秀な情報部隊というのは存在しないことになっているっていうのが一番の強みです」と語った。
その上で「防衛省の公式見解は、別班は存在しないとなっていますが、情報の世界というのはなかなか簡単ではない。ただ、私も『VIVANT』大好きで、シーズン1から見てはいますけども、あれほど暗殺、あるいは工作を海外でやる、そういう部隊はありません」と述べた。
ドラマへの期待と現実の厳しさ
自衛隊員や情報を守るためなど「いろんな情報部隊はありますけども、細部は当然言えない」としつつ、「ただ、別班のようにあれぐらいの予算があったら自衛隊もうれしいと思いますよ」と代弁。「あそこまで海外でバンバンできる、装備もいっぱいあるというのはありませんが。ただ、別班に書いてあるようなああいう情報の厳しさ、工作の厳しさっていうのは、リアルワールドでもこれは当然、厳しさというのはあります」と述べた。



