サンライズプロモーション、劇団四季から旧名古屋四季劇場を取得し「名古屋新劇場」として2027年7月に開業へ
サンライズプロモーション、旧名古屋四季劇場を取得し「名古屋新劇場」として2027年7月に開業へ

サンライズプロモーションは7月31日、劇団四季から旧「名古屋四季劇場」の建物を取得し、土地所有者のNTT都市開発との間で定期借地契約を締結したと発表した。改修したうえで「名古屋新劇場」(仮称)として2027年7月の開業を目指す。

同劇場は2016年の開場以来、劇団四季の専用劇場として名古屋で質の高い舞台芸術を届けてきた。敷地の再開発に伴い取り壊される予定だったが、計画の変更を受けて劇場として活用を続けることになった。

多彩な公演に対応する劇場へ

新劇場はサンライズプロモーションが主体となり、東海地区に興行実績とネットワークを持つサンデーフォークプロモーションが共同で運営する。ミュージカル、演劇、音楽コンサート、伝統芸能まで、多彩な舞台芸術を届ける。

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特定のジャンルに偏らない公演を受け入れるため、約5億円を投じて改修し、公演ごとに異なる機材の持ち込みに対応できる基幹設備とインフラを整備。名古屋の劇場不足の解消や「名古屋飛ばし」の是正を図り、中部圏のエンターテインメント市場の拡大・活性化に貢献する狙いだ。

劇場概要

  • 名称:名古屋新劇場(仮称)
  • 所在地:名古屋市中村区名駅南2-11-11
  • 客席数:約1200席(予定)
  • 事業内容:多彩なジャンルの公演に対応する劇場の運営および貸館事業
  • 開業時期:2027年7月予定
  • 事業期間:2027年7月から10年間
  • 運営会社:サンライズプロモーション/サンデーフォークプロモーション

名称は仮称で、事業の趣旨に賛同する企業を対象にネーミングライツパートナーを募集する。正式名称は決定次第発表する。

運営会社が「名古屋飛ばし」是正に意欲

サンライズプロモーションの高橋一仁代表取締役は、名古屋の劇場不足は地域だけの問題ではなく、全国ツアーの形成や作品の流通にも影響を及ぼす日本全体の課題だと指摘。劇場の再生を通じて「名古屋飛ばし」を是正し、東京・名古屋・大阪の三大都市展開を定着させたいとの考えを示した。また、劇団四季が劇場を残す決断をしたことに感謝を述べた。

サンデーフォークプロモーションの伊神悟代表取締役は、音楽公演に関しては「名古屋とばし」という言葉は当てはまらないとの認識を示す一方、演劇や舞台では公共ホールの閉館や民間運営の劇場が限られていることなどから、名古屋での上演が実現しないケースがあると指摘。この事業を通じて状況を改善し、名古屋がより多くの優れた作品を迎えられる街となるよう、サンライズプロモーションと協力して取り組むとしている。

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