受験や社会で成功するために必要な「頭の良さ」は、単なる知識の量ではなく、考える力へと変わってきている。東大合格者で一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事を務める西岡壱誠氏が、「本当の頭のよさ」を身につけるための書籍5冊を紹介する。
AI時代に求められる新たな思考スキル
5冊目に紹介するのは、『AIを使って考えるための全技術 「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法』(石井力重著、ダイヤモンド社)。生成AIを使うことを前提とした「頭の良さ」が今後の時代には必要だと西岡氏は指摘する。生成AIを使わずに頭の良さを競っても意味がないと述べている。
本書は、発想術の専門家である石井力重氏が開発した「56の技法」をもとに、AIを活用して創造的な思考を飛躍させ、最高のアイデアを生み出す方法を体系的に解説している。単に質問を投げかけるだけではAIは凡庸な答えしか返さないため、「課題設定」「発想展開」といったステップを踏んでプロンプトを組み立てることで、AIから最高の答えを引き出せるようになるというのが本書の核だ。
知識量より考える力を重視する時代へ
「知識をどれだけ持っているか」ではなく、「いかに考えるか」が重視されるようになった今、今回紹介した5冊は、新しい「頭の良さ」の定義を自分なりに確立するための道しるべになると西岡氏は語る。



