朝が苦手だったZEN大学生 プロクリエーターに学ぶイラストの極意
朝が苦手だったZEN大学生 プロに学ぶイラストの極意

朝が苦手だった井村和花(のどか)さん(19)は、東京都内の中高一貫校に通っていたが、満足に登校できなかった。大学には進みたいが、朝の講義に出席する自分の姿を想像できず、「絶対、単位を落とす」と考えた。キャンパスのない通信制のZEN大学への関心が徐々に大きくなった。

自由な机で学ぶ 寮生活を選択

2025年春に開学した私立通信制大学ZEN大学。どんな学生が、何を目的に学ぶのか。1期生を追った。

入学後は「広々と自由に使える机で勉強したい」と実家を離れ、大学生らが共同生活をする都内の寮で暮らし始めた。寮は2人部屋。「夜に集中して講義動画を視聴します」と話す。

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pixiv提携の講座でプロの技術を

ZEN大学を選ぶ前は、美大進学を模索していた。お目当ての講義は、イラストやマンガ、小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv(ピクシブ)」が提携する講座。講師はプロのクリエーターだ。

色彩感覚や構図、模写の方法――。ノートパソコンを広げると、憧れのクリエーターが知識を惜しみなく教えてくれる。「文章で表現するのは苦手。頭の中で考えていることをそのまま絵に描けることは、心を満たしてくれる」と語る。

「キャンパスがない大学なので、寮で他大学の学生たちと交流するのは楽しみの一つ」と井村さんは話す。

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