Microsoftは、Windows 11のエクスプローラーにおけるファイルサイズの表示単位を改善した。従来は「詳細」表示でKB(キロバイト)単位に統一されていたが、今回の更新でMB(メガバイト)とGB(ギガバイト)が追加され、自動的に最適な単位で表示されるようになった。
この変更により、例えば10GBのファイルが従来は「10,485,760KB」と表示されていたのが、新仕様では「10GB」と表示される。一方、小容量のファイルは引き続きKB表示が維持される。単純にKB表記を廃止するのではなく、用途に応じて単位を切り替える仕組みだ。
プレビュー更新プログラムで提供開始
この改善は、7月28日にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5101684」に正式に導入された。不具合が確認されなければ、8月のセキュリティ更新プログラムにも含まれる見込みだ。
Microsoftはこの機能を段階的に展開しており、更新プログラムをインストールしても直ちに利用できるとは限らない。同社は慎重な姿勢を維持している。
手動で有効化する方法
展開対象外のユーザー向けに、手動で有効化する方法が公開されている。KB5101684をインストール後、以下の手順で機能を有効にできる。
- サードパーティーツール「Vivetool」を入手する
- ダウンロードしたZIPファイルを展開する
- スタートメニューを右クリックし、「ターミナル(管理者)」を選択して管理者権限のコマンドプロンプトを開く
- 展開したフォルダーに移動する
- コマンド「./vivetool /enable /id:61014711」を実行する
- 「Successfully」から始まる成功メッセージが表示されたら、コンピューターを再起動する
元に戻したい場合は、「./vivetool /disable /id:61014711」を実行する。なお、Vivetoolは非公式なツールのため、利用は自己責任となる。
ユーザーの反応は分かれる可能性
この機能は、一般的なユーザーにとって視認性を向上させると期待される一方、KB単位に統一されていた方が便利と感じるユーザーもいる。Microsoftはこの機能の切り替えオプションを提供しておらず、一部から不満の声が出る可能性が指摘されている。



