三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)が提供するデジタル金融サービス「Olive」は、夏休みの利用拡大を狙ったキャンペーンを開始した。三井住友銀行の解説によると、物価高の影響でポイントの存在感が高まる中、夏ならではの出費をサポートする内容となっている。
800万アカウント超、パートナー連携を強化
Oliveは2023年3月の提供開始以来、800万アカウントを超え、個人向け金融サービスとして成長している。銀行口座、決済、ポイント、証券、保険を1つのアプリでまとめて利用でき、「お金に関する様々なサービスをスマホの中で分かりやすくまとめることを目指した」(三井住友銀行リテールマーケティング部副部長・横山太樹氏)という。
これまでVポイントやVトリップ、PayPayとの連携を進め、7月31日にはセブン&アイ・ホールディングスとの提携も発表。銀行だけでなく、得意分野を持つ企業と連携してサービスを提供する方向性だ。
日常生活でお得、ポイントの存在感が増す
アプリ内ではマネーフォワードの機能を使い、他行口座や証券、クレジットカードの情報も一元管理できる。「お金の迷子を照らす」サービスと位置づける。対象のコンビニや飲食店、鉄道、バスで最大8%を還元するほか、Olive LOUNGEの会員専用スペースが無料で利用できる。
横山氏は「アプリを開いたときだけでなく、普段の生活の中でメリットを感じてもらいたい」と話す。貯まったポイントについては「ちょっとしたおまけのように思われるかもしれないが、物価高の影響もあってポイントの存在感は以前より大きくなっている」と指摘する。
「Oliveの日」と「夏のOlive」の2本立て
今回のキャンペーンは「Oliveの日」と「夏のOlive」の2つ。横山氏は、暑さ対策の飲料やアイス、冷感グッズの購入、カフェや外食など「暑さに起因する支出」が増え、夏休みには旅行や帰省、レジャー、家電購入といった大型支出もあると説明。東京都の平均では1世帯あたり月約3,512円の支出増になるといい、これを「酷暑出費」と名付けた。
「Oliveの日」はユーザー全員に無料クーポンを配布。エントリーとメール受信設定をすると、セブン-イレブン店頭で交換できるクーポンが受け取れる。第1弾は8月12日までにエントリーすると8月20日10時頃に届く。クーポンはハーゲンダッツ、ワッフルコーンアイス、セブンカフェの3種類。
「夏のOlive」は新規口座開設や給与受取、Oliveフレキシブルペイでの決済などで総額最大77,400円相当がもらえ、「Oliveでは過去最大の特典規模」(同)だという。抽選で1等1人に最大100万円相当のVポイントギフトが当たる「夏のボーナス」や、10万円以上の利用で1回ごとに1,000ポイント(最大10回)を付与するキャンペーンも用意する。
横山氏は「毎日のコンビニでの買い物から家計管理、将来の資産形成まで、お金に関するユーザーの選択を少しでも簡単に、便利に、お得にする存在でありたい」とアピールしている。



