ショート動画のおすすめに悩むあなたへ
YouTubeやSNSでショート動画を楽しんでいると、なぜか同じような動画ばかり表示されたり、全く興味がない内容が繰り返し出てきたりすることがあります。これは、各プラットフォームのアルゴリズムがユーザーの行動を分析し、「この人が好きそうな動画」を予測して表示しているためです。しかし、その仕組みを理解し適切に対処すれば、自分好みの動画に出会いやすくなります。
アルゴリズムが注目する行動とは
ショート動画のアルゴリズムは、主に以下の行動を手がかりにしています。
- 動画を最後まで視聴したか(視聴完了率)
- 同じ動画を繰り返し見たか
- 「いいね」やコメント、シェア、保存などのアクション
- すぐにスワイプして飛ばしたか
特に「最後まで見たかどうか」は非常に強い指標とされています。そのため、興味がなくてもうっかり最後まで見てしまうと、アルゴリズムは「この動画に興味がある」と判断し、関連動画を優先的に表示するようになります。たとえ「この動画はAIが作ったのか?」などと疑問に思って見入ってしまった場合でも、同様に興味ありとみなされます。
「興味なし」を伝える方法
各プラットフォームでは、動画に対して「興味がない」ことを明示的に伝える機能が用意されています。ただし、この操作を行っても完全に表示されなくなるわけではありません。また、特定のアカウントの投稿が頻繁に表示される場合は、そのアカウントをブロックするのも有効な手段です。
YouTubeショートの場合
- 興味がない動画が表示されたら、画面中央付近を長押しします。
- 表示されたメニューから「興味がない」をタップします。
- さらに理由を尋ねられるので、該当するものを選びます(理由がない場合は「その他」で構いません)。
- 動画が非表示になり、申告完了です。
Instagramのリールの場合
- 興味がない動画が表示されたら、画面右側の「…」ボタンをタップします。
- メニューが表示されたら「興味なし」をタップします。
- 動画が非表示になり、さらに「この投稿者の投稿をおすすめしない」などの追加設定も可能です。
※Facebookでも同様の手順で申告できます。
TikTokの場合
- 見たくない動画が表示されたら、画面中央付近を長押しします。
- メニューが表示されたら「興味がない」をタップします。
- 投稿が非表示になり、「同じような投稿が表示されにくくなります」と表示されたら完了です。
注意点と追加のヒント
「興味なし」を申告しても、アルゴリズムが完全に学習するまで時間がかかる場合があります。また、動画視聴中に「興味あり」「興味なし」を選択できるボタンが表示されることもあります。その場合は積極的に活用しましょう。さらに、見たくない動画はできるだけ早くスワイプで飛ばすことで、興味がないことをアルゴリズムに認識させることができます。
どうしても避けたいアカウントがある場合は、ブロック機能を使うのも効果的です。ブロックすると、そのアカウントの投稿が一切表示されなくなります。
これらの方法を組み合わせて、自分にとって快適なショート動画体験を実現してください。
著者:鈴木朋子(ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー)



