トヨタ「クラウンエステート」、レクサス「LBX」と比較試乗
トヨタ「クラウンエステート」vsレクサス「LBX」試乗比較

トヨタが2023年秋に発売した新型「クラウンエステート」と、レクサスのコンパクトSUV「LBX」。両車とも注目の新型車だが、そのキャラクターは大きく異なる。実際に試乗して、その違いを徹底比較した。

クラウンエステート:クラウンらしい上質な乗り味

クラウンエステートは、従来のセダンタイプのクラウンとは一線を画す、SUVとステーションワゴンを融合したようなスタイリングが特徴。試乗したのは「RS」グレードで、2.4リッターターボハイブリッド(総合出力272馬力)を搭載。加速は力強く、高速域での余裕も十分。乗り心地はクラウンらしいしっとりとした上質感で、路面の凹凸をうまくいなす。ただし、車両重量が約1.9トンと重く、ワインディングロードではややもっさりした印象も。

レクサスLBX:軽快でスポーティな走り

一方、レクサスLBXは、1.5リッター3気筒ハイブリッド(システム出力136馬力)を搭載。車重は約1.3トンと軽量で、街中では非常に軽快。ハンドリングもシャープで、回頭性が高い。乗り心地はレクサスらしい静粛性を備えつつ、少し硬めでスポーティな味付け。加速はクラウンエステートに比べると非力だが、日常域では十分。価格は約460万円からと、クラウンエステート(約650万円から)より大幅に安い。

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内装と使い勝手:高級感対決

内装は両車とも高級感があるが、クラウンエステートはより伝統的なラグジュアリー志向。本革シートや木目調パネルが使われ、落ち着いた雰囲気。一方、LBXはモダンで若々しいデザイン。合成皮革とファブリックのコンビシートや、カラフルな加飾が特徴。後席の広さはクラウンエステートが明らかに広く、ラゲッジスペースもクラウンエステートが約580リッターと、LBXの約400リッターを上回る。

どちらを選ぶべきか

クラウンエステートは、上質な乗り心地と広い室内空間を求めるファミリーユーザーに最適。対してLBXは、取り回しの良さとスポーティな走りを重視するユーザー向け。価格差を考慮すると、LBXのコストパフォーマンスは非常に高い。ただし、高速巡航や長距離移動が多いなら、クラウンエステートのパワーと静粛性が魅力。試乗した自動車評論家の山田氏は「両車とも完成度は高いが、求めるキャラクターが明確に違う。試乗して自分の使い方に合う方を選んでほしい」とコメントしている。

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