Googleは2026年8月3日(現地時間)、Android向け、8月4日にはPixel向けの月次ソフトウェアアップデートを公開した。Pixelシリーズのスマートフォンでは、複数のバグ修正と機能改善が実施される。
Android 17搭載のPixel端末が対象
今回のアップデートは、Android 17を実行するすべてのサポート対象Pixelデバイス(Pixel 8シリーズから最新のPixel 10シリーズまで)を対象に、順次配信が開始されている。
セキュリティ面では、GoogleはAndroidプラットフォーム全体では具体的な脆弱性(CVE)数は明かしていないが、「Android端末に影響を与えるセキュリティ脆弱性に対処した」としている。韓国Samsung Electronicsが公開したGalaxy向け8月のセキュリティ更新情報によると、Androidで修正されるCVEは38件で、そのうち8件が「Critical」(重大)とされる。ユーザーの操作なしにリモートで悪意のあるコードを実行されるおそれがあり、早期のアップデート適用が推奨される。
Pixel限定のセキュリティ更新とCVEの概要
Pixel端末固有のセキュリティアップデートは1件のみ。ビデオ処理ユニットにおける特権昇格(EoP)の脆弱性「CVE-2026-0163」(深刻度:High)で、悪用されるとローカルの攻撃者にデバイスの権限を奪われる恐れがある。
今回のアップデートでは最新のPixel 10シリーズやPixel 10aを主な対象として、以下の3件の不具合修正および機能改善が実施される。いずれも「特定の条件下で発生」していたものだ。
- 一部のゲームアプリがクラッシュする問題の修正(Pixel 10シリーズ)
- タッチパネルが一時的に反応しなくなる不具合の修正(対象:10aを除くPixel 10シリーズ)
- GPU性能の全体的な改善(対象:Pixel 10シリーズ)



