松江市は、地方自治体が独自に地域名を冠する自動車の「ご当地ナンバー」について、市単独での導入に向けた市民への意向調査結果を発表した。導入に「賛成」とする回答は43.2%で、「反対」の18.0%を大きく上回った。
調査結果と市長の意向
上定昭仁市長は8月26日の定例記者会見で「調査結果を踏まえ、導入に向けて前向きに検討を進めたい」と述べた。
調査は6月26日から7月31日まで、無作為抽出した18歳以上の市民3000人を対象に郵送で実施し、1280人から回答を得た。
賛成・反対の理由とナンバー選択
賛成の理由には「松江を他府県の人に知ってほしい」「地域や観光の振興につながる」といった意見が上がった。ナンバーの名称の候補は、賛成者の9割以上が「松江」を支持した。
一方で、反対理由には「住んでいる場所が特定される」「現在の島根ナンバーで不自由はない」などの声があった。
今後のスケジュール
ご当地ナンバーを導入した場合、地元の風景や観光資源をデザインした図柄入りと図柄のない無地の2種類から選べる。回答者全員に選択希望を尋ねた設問では、「選択したい」が9.3%、「費用やデザインによっては選択したい」が33.5%、「無地ナンバーを選びたい」が37.3%だった。
市は今後、詳細な分析を進めて11月をめどに導入の可否を決定する。導入する場合は12月に県へ意向を表明した上で、2029年5月の交付開始を目指す。



