キングセイコーの象徴的シリーズ「VANAC(バナック)」が、2026年にふたたび大きな存在感を示す。レギュラーモデルとして3本の新作が登場し、さらに創業145周年を記念した限定モデル「HKF004J」も加わることで、ラインナップは一段と厚みを増した。1970年代のオリジナルVANACが持っていた大胆な造形と光の演出を、現代の技術で再解釈したこれらのモデルは、クラシックとモダンが交差する独自の魅力を放つ。
新作レギュラーモデル:HKF001J、HKF002J、HKF003J
キングセイコー VANAC の名を継ぐ新作3モデルが登場。放射仕上げのダイヤルとエッジの効いたケースが生む鋭い光の表情は、1970年代VANACの精神を現代的に再構築したものだ。ダイヤルカラーは「HKF001J」が深みのあるパープル、「HKF003J」は精悍なブラック、そして「HKF002J」はシルバーを採用。それぞれが異なる個性を放つ。
光の当たり方によってダイヤルの表情が変化する。深いパープルの「HKF001J」は、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す。ブラックダイヤルの「HKF003J」は、エッジの効いたチタンケースとのコントラストが特に美しく、ミニマルでありながら上質で洗練されたデザインだ。シルバーダイヤルの「HKF002J」もラインナップされる。
ケースとムーブメントの詳細
3モデル共通で、ケースサイズは横41.0×縦45.1×厚さ14.3mm、重量128g。素材は軽量で耐傷性に優れた純チタンを用い、バンドも同じく純チタン製のワンプッシュ三つ折れ方式となる。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラスで、10気圧防水と耐磁性能を備える。
ムーブメントは自動巻(手巻つき)のキャリバー8L45。最大巻上時72時間駆動、35石、28,800振動/時のハイビート仕様だ。精度は日差+10秒~-5秒。価格は各47万3,000円で、7月10日発売。すべて、セイコーウオッチサロン専用モデルとなる。
創業145周年記念限定モデル HKF004J
さらに、セイコー創業145周年を記念した限定モデル「HKF004J」も発表された。本モデルは、VANACシリーズのデザインを継承しつつ、特別な仕上げや限定番号が刻印されるなど、コレクターズアイテムとしての価値が高い。詳細なスペックは未発表だが、レギュラーモデルと同様のケースサイズとムーブメントを採用すると見られる。
これらの新作は、1970年代のレトロな雰囲気を現代に蘇らせ、時計愛好家の注目を集めている。キングセイコーの伝統と革新が融合したVANACシリーズの今後の展開にも期待が寄せられる。



