老後資金に不安65.2%、新NISA活用70%…資産形成と暗号資産の実態調査
老後資金に不安65.2%、新NISA活用70%…資産形成調査

クローバーは2026年9月1日、「資産形成スタイルと老後不安の実態調査」の結果を発表した。調査は2026年5月、新NISA口座を保有している、または老後資金を意識した投資をしている男女600人を対象に、インターネット調査(セルフ型アンケート)で実施された。

老後資金に不安を感じる人は65.2%

老後の生活資金についての不安を尋ねたところ、「やや不安」と「非常に不安」を合わせた65.2%(391人)が不安を感じていることが分かった。

老後に必要だと考える資金額では、「2,000万~3,000万円」と「3,000万~5,000万円」を合わせた48.3%(290人)が2,000万円から5,000万円の範囲を想定。一方、「わからない」も13.5%となった。

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準備が不十分な人は53.9%

老後資金の準備状況では、「不十分」が45.2%、「まだ未着手」が8.7%で、合わせて53.9%が準備不足と回答。必要額として2,000万円以上を想定する層が多い一方、準備が追いついていない実態が浮き彫りになった。

現在行っている資産運用(複数回答)では、「個別株」が59.0%で最も多く、「インデックス投信」が32.8%と続いた。暗号資産関連では「ガチホ(暗号資産の長期保有)」が8.8%、「ステーキング」が4.8%と、いずれも1割未満だった。

新NISAは70%が活用、暗号資産は未保有が74.7%

新NISAの活用状況では、「成長枠も活用している」「一部のみ活用している」「積立枠をフル活用している」を合わせた70.0%(420人)が何らかの形で活用していた。

資産配分に占める暗号資産の割合では、「0%」が74.7%を占め、組み入れている人は25.3%(152人)。組み入れている場合も「~5%」が13.7%、「5~10%」が8.2%で、10%以上は3.5%(21人)にとどまった。

ステーキング報酬を老後資金に「考えていない」が65.3%

ステーキング報酬を老後資金の一部として活用する考えがあるかでは、「考えていない」が65.3%(392人)で最多。「一部なら活用したい」が17.2%(103人)、「不安はあるが検討する」が11.7%(70人)、「積極的に活用したい」が5.8%(35人)だった。

暗号資産の割合別に見ると、保有の有無で回答が分かれた。「0%」の層(n=448)では80%が「考えていない」と回答した一方、「~5%」の層(n=82)では61%、「5~10%」の層(n=49)では70%が「積極的に活用したい」または「一部なら活用したい」と回答した。

暗号資産を老後資金に組み込むうえでの不安(複数回答)では、「価格変動」が68.0%で最多。続いて「ハッキング」41.8%、「税金」28.0%、「規制」20.3%、「相続」12.5%で、「不安はない」は17.3%だった。

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