EVシフト加速で部品大手が再編、独ZFが米WABCO買収完了
EVシフト加速で部品大手再編、独ZFが米WABCO買収完了

独ZF、米WABCO買収完了 買収額は約70億ドル

ドイツの自動車部品大手ZFは、米国のブレーキシステムメーカーであるWABCOホールディングスの買収を完了したと発表した。買収額は約70億ドル(約7500億円)に上る。この買収により、ZFは商用車向けのブレーキ制御やセンサー技術を強化し、電動化や自動運転の流れに対応する。

EVシフトで部品大手が再編競争

自動車業界では、EV(電気自動車)シフトの加速に伴い、部品大手の再編が活発化している。ZFは今回の買収で、WABCOの持つブレーキ制御システムや先進運転支援システム(ADAS)向けセンサー技術を取り込み、商用車の電動化や自動運転に向けた技術開発を加速させる狙いだ。

WABCOは、トラックやバス向けのブレーキシステムで世界有数のシェアを持つ。2018年の売上高は約33億ドル。ZFは同社の買収により、商用車事業の強化を図る。

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業界再編はさらに加速か

自動車部品業界では、EVシフトによる内燃機関関連部品の需要減少を見据え、各社が生き残りをかけた再編競争を繰り広げている。ZFは2015年に米国の部品大手TRWを買収しており、今回のWABCO買収もその流れの一環だ。

また、ドイツのコンチネンタルは自動車部品部門の分離・上場を検討するなど、構造改革を進めている。日本の部品メーカーも、電動化対応や海外企業との提携を模索している。

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