LINEヤフーは2026年6月29日、「Yahoo!ニュース」のコメント欄(通称・ヤフコメ)において、投稿されたコメントの論点を生成AIで整理し、グラフなどで可視化する新機能「ヤフコメまとめ」の提供を順次開始したと発表した。
AIがコメントを分類・グラフ化、全体像を把握
同機能はOpenAIのAPIを活用。ユーザーが投稿したコメントを生成AIが分類し、グラフ化する。意見の傾向ごとに要約も表示されるため、多様な意見が集まるニュースでもコメント欄の全体像を効率的に把握できるとしている。
対象記事のコメント欄で「詳細な分析を見る」をタップすると、画面下部に同社のAIエージェント「Agent i」の自由入力欄が表示される。気になる意見や論点について質問すれば、ニュースに関するさまざまな意見への理解を深められるという。
スマートフォンブラウザ版とYahoo! JAPANアプリが対象
「ヤフコメまとめ」は、スマートフォンブラウザ版と「Yahoo! JAPAN」アプリが対象。ユーザーの反応を見ながら、PCブラウザ版への対応など提供範囲の拡大も順次進める。
LINEヤフーはこれまでも、コメント欄へのAI活用を進めてきた。2026年6月5日には、AIエージェントサービス「Agent i」の機能を拡大。応答のトーン設定や会話内容の記憶を含む「パーソナライズ機能」のほか、画像生成機能を追加した。領域エージェントも全15領域(β版含む)に広げた。
また、2026年8月7日には、映画作品のレビューを生成AIで要約し、「Yahoo!検索」の検索結果上に表示する新機能の提供を開始。AIがレビューを解析し、ネタバレの有無に応じた2種類の形式で要約を表示する。
さらに、同月9日には「Yahoo!ニュース」のコメント欄に、ユーザーがコメントを投稿する前にAIが表現の見直しを提案する「コメント添削モデル」を導入すると発表した。ポリシー違反の表現などを投稿完了前にAIが指摘し、見直しを促す。



