新NISAで積立投資、始める前に知っておくべき5つのポイント
新NISA積立投資の前に知っておくべき5つのポイント

2024年から始まる新しいNISA制度では、積立投資枠が拡充され、年間120万円までの投資が非課税となる。しかし、制度を正しく理解せずに始めると、思わぬ落とし穴にはまる可能性がある。ここでは、新NISAで積立投資を始める前に知っておくべき5つのポイントを解説する。

1. 非課税枠の仕組みを理解する

新NISAでは、積立投資枠と成長投資枠の2つが用意され、それぞれ年間120万円と240万円の非課税枠がある。ただし、積立投資枠は長期・積立・分散投資に適した投資信託やETFが対象で、個別株は対象外となる。また、非課税期間は無期限となり、売却しても枠が再利用できる「恒久化」が特徴だ。

2. 投資対象を選ぶ基準

積立投資枠で選べる投資信託は、金融庁の基準を満たしたものに限られる。具体的には、信託報酬が低く、運用実績が一定期間以上あるファンドが中心だ。初心者には、全世界株式や米国株式に連動するインデックスファンドが推奨される。例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、低コストで分散投資ができる代表的なファンドだ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

3. リスク分散の重要性

積立投資は、時間を味方につけることでリスクを軽減できるが、それでも市場変動の影響は避けられない。複数の資産クラス(株式、債券、不動産など)に分散することで、特定の市場の下落による影響を抑えられる。また、投資信託を選ぶ際には、組み入れ銘柄の地域や業種の分散度を確認することが重要だ。

4. 積立頻度と金額の設定

毎月の積立額は、無理のない範囲で設定する。目安として、手取り収入の5~10%程度が推奨される。また、積立頻度は毎月が一般的だが、ボーナス時に追加で積み立てる方法もある。新NISAでは、年間120万円の枠を超えないように注意が必要だ。例えば、毎月10万円を積み立てると年間120万円で枠を使い切るため、余裕を持った設定が望ましい。

5. 長期保有の心構え

積立投資は、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期で運用することが前提だ。過去のデータでは、20年以上の運用期間であれば、ほぼ確実にプラスのリターンが得られている。しかし、途中で売却すると非課税のメリットを十分に活かせない。金融庁の担当者は「新NISAは長期投資を促す制度。焦らずコツコツ続けることが大切」と話す。

新NISAの積立投資は、制度を正しく理解し、自分に合った商品選びと運用計画を立てることで、効果的な資産形成が可能になる。まずは少額から始めて、慣れてきたら積立額を増やすのも一つの方法だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ