老化を10年若返らせる治療法競う「Xプライズ」に日本から600チーム超が挑戦
老化治療競うXプライズに日本からも挑戦 賞金約130億円

8月11日、米西部ソルトレークシティーで、健康寿命を延ばす治療法の開発をめざすコンテスト「Xプライズ ヘルススパン」の中間結果が公表された。2023年から7年かけ、臨床試験もふまえて成果を競う。優勝チームには最大8100万ドル(約130億円)の賞金が贈られる。

求める目標は「10年回復」

主催する米国のXプライズ財団が求める目標は、「治療開始から1年以内に、筋肉、認知機能、免疫機能を少なくとも10年回復させる」ことだ。治療対象は50~90歳。機能回復に成功すれば、「老化を治療する技術」に直結しうる。

途中経過ごとに上位チームに賞金を出し、臨床試験の支援も行う。試験のデータは財団側の研究機関が解析し、優勝チームが決まる。

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世界から600チーム超、日本も参戦

世界各地から600チーム超が挑む。日本も例外ではない。8月のコンテストでは、司会者に促されて東京大学のチームが登壇し、「はるばる日本からの参戦です。大きな拍手を送りましょう」と紹介された。

人類の夢である「長寿」をめざす科学研究が加速している。メカニズムの解明が進み、莫大な資金が流れ込むことで、創薬の新たな可能性が生まれている。一方で、危うさも見えてきた。

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