トランプ氏、AIを「超知能」に改称 国連演説で規制拒否を表明
トランプ氏、AIを「超知能」に改称 国連演説で規制拒否

ドナルド・トランプ米大統領は22日、国連総会での演説で、米国の政府文書における「人工知能(AI)」の呼称を「超知能(SI)」に変更すると表明した。その上で「米国は、人工知能を規制するグローバリストの枠組みを構築しようとする試みを全面的に拒否する」と述べた。

「人工という言葉」へのこだわり

トランプ氏はAI規制に断固反対する立場を貫く一方で、「人工という言葉」は知能がまがいもののように聞こえてしまうと主張し、「超知能」を世界各国が採用することを期待すると述べた。さらに、「超知能」という響きの方が「はるかに聞こえがいい」し、「より正確な表現だ」と訴えた。

改称は今回が初めてではない

トランプ政権による改称は今回が初めてではない。昨年には大統領令によりメキシコ湾を「アメリカ湾」に改称し、今年8月にはカナダとの貿易摩擦のさなか、オンタリオ湖を「アメリカ湖」と改称した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

リスク警告を気候変動になぞらえて一蹴

さらにトランプ氏は、AIがもたらすリスクに対する警告を気候変動に対する警告になぞらえて一蹴。「あらゆる主要な新技術は課題をもたらすものであり、超知能も例外ではない」「地球温暖化によって12年以内に人類は絶滅すると言っていたのと全く同じ人々が、今やAIが人類を絶滅させる、ロボットが襲撃してくる、すべてが破滅的な大惨事になると言っている」と訴えた。

国連総会に先立ち、欧州を中心とする20か国以上の首脳は、先端AIの開発スピードが人間の管理能力を超越する恐れがあると警告し、拘束力のある安全対策・規制基準の策定を強く求めていた。だが、AIの超大国である中国と米国はこの構想を支持しなかった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ