米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は、AI(人工知能)が大量の失業者を生み出し、「最悪の不平等の根源」になりうるとする論考を自身のウェブサイトに公表した。AIに奪われない「人間専用の職業」を設ける必要性を説き、「仕事を奪われてからでは遅い。今すぐ考え、行動する必要がある」と世界の指導者らに訴えた。
10年以内に大量失業の恐れ
「激動のAI時代がやって来た。いまの私たちの選択が重要」と題した論考では、最大のリスクとして10年ほどの間に大量失業が起きると予想。「仕事を失う混乱は大変なものになる」と記した。
事務や営業、ソフト開発などのホワイトカラーはすでに打撃を受けているとし、特に若者が就く初中級の仕事が置き換わると指摘した。現場作業のブルーカラーでも、2030年ごろには建設業や接客業などでロボットが人間と仕事を取り合うようになると見ている。
「AIの進歩を遅らせる計画」に言及
論考では「AIの進歩を遅らせる計画」についても触れられているとみられるが、詳細は有料記事のため続きは会員限定となっている。



