AI(人工知能)は私たちの仕事をどう変化させ、私たちはどう対応していくべきなのか。AIとのつきあい方について書いた本「CO-INTELLIGENCE(共同知能)」(邦題「これからのAI、正しい付き合い方と使い方」)が米紙ニューヨーク・タイムズが選ぶ2024年のベストセラーにもなった、米ペンシルベニア大ウォートン校のイーサン・モリック准教授(経営学)に話を聞いた。
AIは仕事を奪うのか
――AIによって仕事が奪われるという不安の声が大きくなっています。
仕事は作業の集合体です。例えば、記者のあなたならば、私にインタビューしたり、インターネットで調べものをしたり、記事を書いたり、編集者と打ち合わせをしたりもするでしょう。AIは執筆や調査など一部の作業が得意かもしれない。しかし、だからと言ってあなたの仕事全体を奪うことになるでしょうか。
時間の使い方が変わるだけ
あなたが時間を費やす対象が変わるだけでは。注力する仕事の範囲が変わるだけ。だから、「これだけの仕事がAIに置き換わる」とは一概に言えないのです。
ブルーカラーの仕事とAI
――ブルーカラーはAIに置き換わりにくいという意見もありますが、どうみますか。
ロボットは急速に進化してい…(この記事は有料記事です。残り1025文字)



