四万十市具同の四万十川学遊館で、希少なハゼの仲間「ドウクツミミズハゼ」が展示されている。県外ではあまり生息が確認されておらず、生きているのを見られるのは貴重な機会といい、関係者は来館を呼びかけている。
体長3~4センチ、地下水湧く砂地に生息
ドウクツミミズハゼは体長は3~4センチで、体色が薄く、河口付近のきれいな地下水が湧き出る小石混じりの砂地で生息しているという。
今年4月頃、県東部の河川で、高知大学短期研究員の岡村恭平さん(26)が採集し、展示を提案。ただ、飼育展示例の記録がなく、同館で魚類の飼育を担当する「トンボと自然を考える会」の職員野村彩恵さんらは水槽に砂や小石を敷き、水温を23度に保つなど飼育環境を整え、7月下旬から一般公開に踏み切った。
全国15河川のうち10河川が県内
生息が確認されている全国15河川のうち10河川が四万十川や新荘川など県内といい、岡村さんは「高知の川は、まだまだ水質や環境が良い清流と言える重要な証拠」と話している。



