高砂市野球場が電光掲示板に一新 手書きスコアボードの味わいから近代化へ
高砂市野球場が電光掲示板に一新 手書きスコアボードから近代化

手書きスコアボードから電光掲示板へ 高砂市野球場が全面リニューアル

兵庫県高砂市の野球場が大規模な改修工事を完了し、4月にリニューアルオープンを迎える。これまで「味わいがある」と評されてきた手書きのスコアボードは電光掲示板に置き換えられ、内野グラウンドの黒土も全面入替えが実施された。新たな設備のもと、好プレーと好試合が期待されている。

地元関係者が歓声 電光掲示板の試験点灯に感動

26日には、新しくなったスコアボードの操作を学ぶ講習会が開催された。試験点灯が行われると、「うわあ、すごい」「鮮明ね」といった歓声が地元の野球関係者から上がった。電光掲示板は選手の守備位置も表示可能で、より詳細な情報提供が実現する。

球場を担当する市職員の吉岡耕平さん(33)は、滝川第二高校(神戸市)の元野球部員だ。新スコアボードを眺めながら、「現役の選手たちがうらやましい」と目を細めた。吉岡さん自身の野球経験もあり、球場の進化に感慨深い様子を見せている。

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半世紀の歴史を刻む球場 甲子園スターもプレー

市によると、この野球場は高度成長期の1972年9月に完成。センター120メートル、両翼91.2メートルという広々としたフィールドを誇り、スタンドは約2万人を収容できる規模だ。

全国高校野球選手権兵庫大会や少年野球の試合が頻繁に開催され、かつては阪神タイガースのオープン戦でも利用された歴史を持つ。いわゆる「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹投手と「マー君」こと田中将大投手が投げ合った伝説的な試合が行われた場所としても知られ、地域の野球ファンから愛され続けてきた。

半世紀にわたり地域スポーツの拠点として機能してきた球場が、最新設備を備えて新たな時代を迎える。手書きスコアボードの温かみは失われるが、その代わりに鮮明で即時性のある情報表示が可能となり、観客や選手双方にとってより快適な環境が整備された。

改修工事は球場全体の機能向上を目的として実施され、スコアボードの電光化に加え、グラウンド整備や施設の老朽化対策も同時に行われた。これにより、今後も安全で質の高い野球環境が維持される見込みだ。

地元の野球関係者からは、「昔ながらの良さも残しつつ、現代的な設備が加わったことで、より多くの人に楽しんでもらえる球場になった」との声が聞かれる。新たな歴史の一幕が、この春から始まろうとしている。

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