愛知県医師会は16日、任期満了に伴う役員選挙を実施し、新会長に現副会長の大輪(おおわ)芳裕氏(64)を無投票で選出した。会長交代は14年ぶりとなる。7期連続で務める柵木(ませき)充明会長(77)は当初、8期目を目指して立候補を届け出ていたが、大輪氏の立候補を受け、選挙2日前の理事会で辞退を表明した。新役員の任期は6月14日からの2年間。
柵木会長の決断と大輪新会長の抱負
柵木氏は本紙の取材に対し、「長く務めたので後進に道を譲り、バトンタッチする」と述べ、長年のリーダーシップに区切りをつけた。一方、大輪氏は「偉大な会長の業績を受け継ぎ、さまざまな地域医療の問題に取り組みたい」と抱負を語り、新たな体制への意気込みを示した。
大輪新会長の経歴
大輪氏は1986年3月に愛知医科大学を卒業し、同大学病院内視鏡センター副部長などを歴任。2007年に父から名古屋市東区の医院の院長を継ぎ、2024年から県医師会副会長を務めてきた。医療現場での豊富な経験を持ち、地域医療の向上に貢献してきた。
新役員体制
新役員は6月13日の定例代議員会で正式に決定する。副会長には、現職の西脇毅氏、大石明宣氏に加え、新たに小林邦生氏が就任する予定。新体制のもとで、愛知県の医療行政や地域医療の課題に取り組むことになる。



