自動車の世界ラリー選手権(WRC)で今季2勝を挙げている勝田貴元(33)=トヨタ、愛知県長久手市出身=が21日、東京都内で取材に応じ、愛知と岐阜両県で開催される第7戦ラリー・ジャパン(29~31日)に向けて「一番大事なホームラリー。より多くの方に見ていただき、その前で優勝できるように頑張りたい」と力強く語った。
初勝利で得た自信と変化
今季第3戦サファリ・ラリー・ケニアで悲願の初勝利を挙げた勝田は、「少し肩の荷を軽くした上で戦える。変なプレッシャーはなくなった気がする」と心境の変化を強調。昨季まで11月に開催されていたラリー・ジャパンは、今季から約半年早まり5月に変更。これについて勝田は「ちょっと違った雰囲気。季節も違うので、状況やコンディションの変化にうまく対応することがポイント」と分析した。
好調の要因と年間王者への展望
第4戦クロアチア・ラリーでも勝利し、現在ドライバー部門でトップと12ポイント差の2位につける勝田。フル参戦6年目での好調ぶりについて、「これまでの経験を基に落ち着いた判断ができている。間違ったタイミングでの無理をしなくなった」と自己評価。初の年間王者獲得へ向けては、「間違いなくチャンス。(可能性は)50%以上はあるんじゃないか」と自信を見せた。
ホームラリーでの優勝はもちろん、年間タイトル獲得に向けても重要な一戦となるラリー・ジャパン。勝田の走りに注目が集まる。



