愛知・名古屋アジア大会の競泳男子400メートル個人メドレーで、愛知・豊川高の17歳、小島夢貴が大会新記録となる4分7秒02で優勝した。シニアの大会では個人メドレー初優勝となる。
パリ五輪銀メダルを逆転
2024年パリ五輪銀メダルの松下知之(東洋大)に前半200メートルで2秒近いリードを許したが、3泳法目の平泳ぎを終えて0秒03差まで詰め寄った。肩の力を抜いた泳ぎを意識したことが奏功し、最後の自由形は余力十分だったという。
20メートル過ぎで追い抜き、差を広げた。2日前の200メートル個人メドレーでは最後のタッチ差で敗れて銀メダルだっただけに、「リベンジできてよかった」と語った。
世界記録保持者との差
「競泳界の笑わない男」と呼ばれる小島の表情は、表彰式でもほとんど変わらなかった。それでも「一番上っていうのはうれしい」と話した。
28年ロサンゼルス五輪での活躍が期待されるホープの一人だが、この種目は世界記録保持者のレオン・マルシャン(フランス)が圧倒的な力を誇っている。小島がこの日マークした大会新記録も、パリ五輪でのマルシャンの優勝タイムからは4秒07遅れている。
「一番高い目標がマルシャン選手。少しでも近づいて、いずれは超せるようにがんばりたい」と笑みはなく、言い切った。



