県は、2025年度に県内で実施されたスポーツキャンプ・合宿について、延べ宿泊者数が16万4913人分に上ったと発表した。「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が開かれ、全国の選手団が訪れた2023年度(24万6695人分)に続き、統計を始めた1999年度以降で2番目に多かった。
前年度比4.4%増、実人数も増加
県スポーツ振興課によると、2025年度の延べ宿泊者数は前年度に比べて4.4%増加した。実人数は3万1996人(前年度比12.4%増)、団体数は1212団体(同9.1%増)だった。西日本の医科学生の総合体育大会が開かれたことが増加の要因とみている。
団体別・種目別の内訳
団体別では、大学が約6万人分(同18%増)で最も多く、社会人約3万3000人分(同6.2%増)などが続いた。プロは県内でキャンプを行ったJリーグのチームが減り、前年度比17%減の約1万5000人分。種目の内訳は野球(約5万2000人分)、サッカー(約3万1000人分)、陸上競技(約2万9000人分)の順だった。
地域別の状況と今後の課題
地域別に見ると、鹿屋体育大がある大隅地域の約5万1000人分(前年度比7%増)が最多。鹿児島地域は約4万人分(同11%増)、大島地域は約2万8000人分(同13%増)だった。一方、北薩地域は約1万7000人分で、前年度より3割近く減少した。
県内でのキャンプ・合宿は、比較的温暖な12月から3月にかけてと、夏休み期間の8月に集中し、他の月は2000~5000人程度にとどまっている。
県スポーツ振興課の佐藤英隆課長は「市町村や宿泊施設、交通事業者などと官民一体で連携したことが、2025年度の結果につながった。ただ、少ない月があるのは課題なので、底上げしていきたい」と語った。



