アジア・アジアパラ大会2026のバレーボール女子決勝で、日本は中国にストレート負けし、48年ぶりの優勝を逃した。中国は3連覇を果たした。
第3セットでリードも逆転許す
日本は2セットを連取された後の第3セット、秋本(ブストアルシーツィオ)の中央攻撃や和田(同)、佐藤(ミラノ)のスパイクが立て続けに決まってリードする展開に持ち込んだが、逆転された。
中国の高さに圧倒されるも秋本が躍動
1メートル90台の長身選手が居並ぶ中国に、日本は圧倒された。鴫原(A愛知)がブロックの網にかかり、頼みの佐藤、和田も決めきれない。ただ、光明も見えた。20歳の秋本の躍動だ。
第1セット中盤、「不慣れ」な中央攻撃で得点を重ねると、チームに笑顔が広がった。本職はアタッカーながら、今大会は高校以来というミドルブロッカーとして全5試合に先発。身長1メートル85はチームで最も高く、過去のプレー映像を確認したアクバシュ監督がコンバートに踏み切った。
ロス五輪出場権逃すも成長株が示す伸びしろ
8月下旬のアジア選手権。優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を得られたが、準決勝で敗退した。チームに短期間で変化と進化をもたらす可能性を見いだしたのが、この一手だった。
速攻や移動攻撃など連係面は未熟ながら、「チームのメリットになれるなら何でもやりたい」と秋本。世界に高さで劣る分、アタッカーのマークを分散させるほかに勝ち筋はない。日本の伸びしろを、期待の成長株が示した。



